推しと私たち

2023年6月2日、私は推しに初めて会いに行った。
SUGA/AugustD TOUR 'D-DAY' in JAPAN 

4月のワールドツアー発表から、チケッティング、当日まで一喜一憂しながら迎えた当日。
「推しに会いに行けることになった ラッキー!」
みたいに周囲には振舞っていたけれど内心、
ツアーの発表から、「必ず見なければ。見れなかったらどうしよう」
「なんとかしてあの場所に行かなければ。」とわりと日々深刻に考えていた。
それほど自分にとって バンタン=生活に欠かせないものであり
いつもいつも気づきやパワーをくれる大切な存在なので。
このタイミングで、バンタンは存在してて現実に生きてる本物の人間、
悩みもすれば疲れもするし失敗もするしそれでもたくさんのことを成し遂げてる、
ということを今、目に焼き付けておきたかった。

「ミンユンギ」コールで始まった D-DAY は、
体感5分で終了したんだけど(実際は二時間と少し)
肉眼で見えるユンギさんはいつも画面上で見ているのと全く変わらず舞台に立って歌っていた。
実際の身長・体重以上にとてもとても大きく見えた。
そして声がめっちゃでかかった。
いつもは7人だけど1人で歌うとしんどいですねと言っていたけど
(たしかにたくさん歌うからしんどそうではあった。風邪もひいていたし。)
そんなことを微塵も感じさせない舞台をみせていた。
舞台には少しの不安も空白もなく、会場の端っこまでユンギさんが染みわたっていた。
「俺はこういう人間だよ、わかってるよな?」と問いかけられてるような
「俺は信じてるから、ちゃんとついてこいよ」と言われているような
「けどたまには不安なときもあるよ、人間やし」という告白を聞いているような
「また会えるし、心配しなくていい」という ぶれないメッセージを
20曲以上の曲とMCを通じて伝えてくれたと思う。

ユンギさんの「やっぱり歌手はライブだよ」の言葉のとおり
作業室だけではなく観客を前にしたステージが俺の生きる場所なんだと全身で叫んでいるように見えた。
簡単ではない人生を紐解いて作品に昇華して(それがどれほどしんどいことかはドキュメンタリーでも描かれているけど)
エンターテイメントとして観客に示して見せてビッグマネーを稼ぐ彼は
めちゃくちゃかっこよかったです。

そしてとても身近な存在にも感じた。
この人と今どこかで会って会話できる機会があれば、
きっと分け隔てなく自分とも会話してくれるんだろうなと。

初めてのソロコンサートと思えないほど、キレッキレの煽りをみせていたユンギさん。
愛嬌も忘れてなくて、マダムたちも大喜びしていたよ。
日本に来てくれてありがとう。日本ツアー最終日は日本デビュー記念日でもありその辺しっかり押さえててくれる(けど敢えてはふれない)ユンギさん大好きってなった。

人生は短いからやりたいことをやらなくちゃ。と
この日もたくさんのことを感じて夜眠れず
朝まで語り明かそうやのテンションだったんだけど
となりでユンギペンチングが万歳して爆睡してて笑った。

私、ホビペン公言してるのに行っていいの?と何度も聞いたけど
「当たり前やん!一緒に行こう!」と当選確率が下がるのを覚悟で
2枚のチケットで申し込んでくれたユンギペンチングにも感謝します。
アミボムステッカーとかいろいろ用意してくれた。

ユンギや、アンニョン。チャルガー。
私たち、アミもバンタンも健康で2025年また会いましょう。
(ユンギさんいつの間にかギター背負ってタイに入国してた。笑)


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