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インターンあっての採用か、採用あってのインターンか

こんにちは。
今回はちょうどリアルの方で2月という時期ながら対面でのインターンシップを実施していたのでその話を少し。

この時期といえば、〇〇ナビで言うと「就活直前期」
実際、多くの企業はインターンシップを名目にオンラインでの説明会や選考を実施しているかと思われます。

今回このタイミングで、2名の学生が2日間、現場での作業を伴うインターンシップに参加頂きました。
多い方でこれまでに約10社のインターンに参加していたとのこと。
その流れで選考に案内されて、進んではいるものの…と言った意見を聞きました。

いち担当者視点から言うと採用が至上命題であって、予算を割いてインターンをやるからには、なんとしても学生を集めて選考へ誘導し、役員面接までお膳立てしなければならない。という社内の意見を聞きつつも、その反面「じゃあ、実際それで学生が集まって、内定まで進んでくれるのか」という効果の程度には疑問を抱きます。
どうせやるなら、せっかく時間を割いて来てくれた学生に対してなにか一つでも「勉強になったなぁ…」と気づきや学びを得て、大学生活に活かしてほしいと思っています。

それに、どんな手法を使って採用したところで、1年位で離職してしまっては成果も何も、結局は残らないと思うわけですよね。

人事担当それぞれ、培ってきた経験も社風も違い、今の世の中「これが正解」はないので、あくまで個人的見解に留まりますが…。

人生の少し先を行く先輩からすれば、後輩のためにインターンを通じて「何を見せて、何を伝えるべきか」考えさせられます。

来年度から三省合意によりインターンシップの定義も変わります。
それに企業がどこまで追随できるか、受け入れる側の対応もかなり大変ではある部分ですが「採用ありきのインターン」にいち担当者としてもう少し抗ってみたいなと思います。

と、徒然なるままに意見を書いてしまいました。
今回はここまでとしておきましょう。

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