見出し画像

公立教員を辞める決断は迷いの連続だった

「今年度で公立教員を辞めよう。」

そう決断をした今年の9月。そこから両親や彼女にそのことを伝え、校長にも退職を伝え、仲の良い同僚にも親戚にもそのことを伝えた。

ほとんどの人が俺の決断を尊重してくれた。絶対に教員のままがいいという人はいなかった。むしろ、「人生は一度きり。自分の思うように生きろ。」という声の方が圧倒的に多かった。

正直、公務員としての安定を捨てることに不安はないのかというと、不安は絶対にある。怖さもある。でも、それ以上に「一度きりの人生なんだから、やりたいと思うことに全力でぶつかってみたい。やってみたい。」その思いが上回っている。

だから、この決断をすることができているのだと思う。


最近、noteの更新をしていなかったのは、自分の中で色々な葛藤があったから。特に仕事のことにおいて、今年度で辞める決断は迷いに迷った。

先行きが特に決まっているわけでもない。
不透明な先行きに不安もあり、本当に自分がやろうとしていることがいいことなのか自分でも時々分からなくなる。

でも、それでも、深く考える時間を持った時に、
やっぱり「挑戦してみたい。」という結論に至る。だから自分は心からやりたいのだと思う。うまくいくかは分からない。でも、やってみなきゃ分からない。少なくとも、自分を大切にするためにも、自分がやりたいと思うことはやることが大切だと思う。それが自分を大切にするってことだと思う。

自分がやりたいのに、やらないのは、自分の気持ちに蓋をすること。自分に向き合わないのと同じ。それではいつか自分がボロボロになってしまう気がする。そうはなりたくない。


「もっと多くの人の役に立つことがしたい。」

そんな思いから始まったSNS投稿。
SNSを使って、より多くの人に情報を伝えることができるようになった時代に、色々な思いを抱えて苦しんでいる人やもっと成長したいと望んでいる人のために何かできることがあるのではないかと。

自分の強みは何なのか。自分の得意なことは何なのか。自分が一生をかけてもやりたいことは何のか。考えてたどり着いたのが、「教育」だった。

誰かの成長に関わる。誰かの成長を後押しする。

それは結局自分が成長することが大好きだから。楽しいから。

だからこそ、さらに多くの人の成長に関われたらきっと幸せだと思った。
教員になったのも、「誰かの成長に関わりたい。」その思いからだった。

だから、最初から持っている思い自体は変わっていない。

教員を辞める決断は、自分が思い描くような未来を実現できないから。公務員としていることはあまりにも縛りが多かったし、自分の理想を実現するためには、どうしても適さなかった。だから辞める決断をした。

後悔はしていない。今までの経験が自分の力になっている。今後のエネルギーになっている。

むしろ、さらに上を目指していくつもりでいる。そのための決断だと思っている。

SNSの総フォロワーが6万人を超えた。
宇宙、歴史、考え方、お金の教育、地理、偉人、世の中には見て、聞いて、学べることがたくさんある。本からも多くの気づきを得られる。

でも、今の時代、忙しすぎて本を読む時間もない、お金に余裕もない、そもそも読むことが億劫、そんな人がほとんどだと思う。

でも、人間がさらに成長していくためには、「学び続ける」ことが大切だと思うんだよね。戦争が起きてしまうのも、悲劇が起きてしまうのも、ある種の人間の弱さが原因。悲劇を減らしていくためには、世の中のことに対する見方や考え方を働かせて、正しい知識や考え方をみんなでしていく必要があると思う。それも学んでいかないと成長していかないと辿り着かない。

そのために自分ができることは何か。

「より多くの人のためになる知識や考え方を発信していくこと」

それを動画でどのようなスタイルでやるかはまだ具体的には定まっていないけど、やりたいことはそれ。

なぜ戦争が起きしてまうのか、なぜ貧困が起きてしまうのか、なぜ環境問題が起きてしまっているのか。

人間が学び成長していかないと解決しない問題。

そのために少しでもいいから、自分ができる貢献をしていけたら最高な人生だと思う。一人の小学校の教員から、より多くの人へ学びを伝えていける人へ。

人生を最高に楽しむためにも、自分がやりたいこと気持ちに誠実に向き合っていく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?