ポーランド好き必聴🇵🇱日本人にこそ聴いて欲しい「ラファウのダンスパーティー」
独自の世界観を切り拓き、ポーランド芸能界でも異色の存在であるシンガーソングライター、ラルフ・カミンスキ。ラルフ節炸裂の名曲「ラファウのダンスパーティー」Bal u Rafałaを紹介します(ラルフは芸名で、本名はラファウ)。
少しコミカルなダンスも見どころです。
こちらがポーランド語の歌詞です。
Bal u Rafała, bal! Bal u Rafała
Latawica, ladacznica i nie dało się tak żyć
Na pontonie wolno płynę
Tak wspominam tamte dni
Teraz żyją sobie w życie
Mają psa i domek z kart
Sam, jak przed telewizorem
Podpatruję innych świat
Kiedyś trwał u Rafała bal! Bal u Rafała!
Bal! Bal u Rafała!
Może na razie nie pytaj
Czy widzę horyzont zmian
Teraz tylko sobie leżę
I wspominam w kółko jak pomidorów malinowych
Miłość miała boski smak
Wszyscy wrotki odpinają
A ja nadal tylko w snach
Kiedyś trwał u Rafała bal! Bal u Rafała!
Bal! Bal u Rafała!
Za dziewczyną, za chłopakiem
Zanim kaktus uschnie mi
Teraz w końcu się odważę i pozwolę sobie żyć
Urodziny niespodziankę
Ktoś wyprawi w końcu mi
Będę bawił się najlepiej
Tańczył, płakał, śpiewał, żył
Będzie trwał u Rafała bal! Bal u Rafała!
Bal! Bal u Rafała!
Będzie trwał u Rafała bal! Bal u Rafała!
Bal! Bal u Rafała!
ラファウのダンスパーティー
ラファウのダンスパーティー!
ラファウのダンスパーティー!
外をほっつき歩いてた女の子たち
結局そんな風には生きられなかった
僕はビニールボートでのんびり進みながら
あの日々をそんな風に思い出す今は皆 自分の人生を生きている
犬を飼って トランプでできた家に住んでいる
僕は一人 テレビの前で
他人の世界を眺めてる
懐かしいラファウのダンスパーティー
ダンスパーティー!
ダンスパーティー!
ラファウのダンスパーティー!
変化の兆しが見えてるかどうかって
とりあえず訊かないでおいてくれるかな
今はただ横になって
繰り返し思い出しているんだ
絶品だった ラズベリー・トマト*
恋の味って まさにコレ
皆はローラースケートを脱ぎ捨てるけど
僕はまだ夢の中
懐かしいラファウのダンスパーティー
ダンスパーティー!
ダンスパーティー!
ラファウのダンスパーティー!
彼女、彼の後を追い
僕のサボテンが枯れる前に
今 ようやく勇気を出して
胸を張って生きるんだ
誕生日のサプライズを
誰かが ようやく僕に仕掛ける
僕のパーティーは これからが最高潮
踊って 泣いて 歌って 生きるんだ
これからも続く ラファウのダンスパーティー
ラファウのダンスパーティー
ダンスパーティー!
ラファウのダンスパーティー!
*ラズベリー・トマトPomidor malinowyは、ジューシーで甘味の強いポーランドのトマト🍅
周りの友人たちは人生のコマを順調に進めているのに、自分だけ一人寂しく取り残されてしまっている、そんな哀しみを歌っています。それも自分らしさなのだと受け入れ、昇華させ、爆発させた本作は、音楽面でも、映像面でも独自の面白い効果を生んでいると思います。
LGBT🏳️🌈の観点から重要な作品だと思いますが、ラルフが歌っていることは、日本のように、人生のレールが画一的に敷かれた社会において、そこから外れてしまった人間の感じる焦燥感、疎外感にも通じるのではないでしょうか。
私のお気に入りはバルト海沿いのポーランドのリゾート地、ソポトで毎年夏に開催される音楽フェスティバルでの出演です(SLAY!😍🔥)⇩
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