人生の目標

僕らはみんな、人生という名の競争を生きているのかもしれない。何かの目標を持って生まれてきた訳でもないのに (目標を持って生まれてきたのかもしれないが、多くの人間は忘れていると思われる)、突然人生という名の競争を生きさせられている。もしろ被害者なのかもしれない。みんな、なんとなくで目標もなく生きている世の中で、一人強い意志を持って目標に向かって走っている人間がいれば、それは目を持たない生物界に突如目を持った生物が現れるほど生存競争で有利になるだろう。僕らはみんな目標を持っていないが、仮でもいいからも熱くなれる目標を持つといいのかもしれない。
人生の目標といっても、この目標を他者との相対的なものにするのは愚か者がすることだろう。他者と競争をしているレベルでは、孤高の存在にはなれない。人生の目標はあくまでも自分との競争であるといいかもしれない。


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