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本の紹介と自分の考え〜植物は未来を知っている

1. はじめに

 こんにちは.今回は読んだ本の紹介と自分の考えを述べていきます.私,最近では大学院生活がどうだと述べたりしてますが,元は本の紹介を生業としてきてました.というわけで久しくやってなかった本の紹介を行っていきます.今回紹介する本は植物は未来を知っているという本です.それでは早速本題の方へ

2. 本題

 今まで人はテクノロジーに身の回りの様々なものを利用していきました.例えば飛行機は鳥の形状などを参考に発明されてます.

 今回紹介する植物は動物の脳のような重要な中心器官を有していないという大きな特徴があります.この構造は非中央集権的な構造と言われており中央集権な構造のものよりも強固です.中央集権であれば権利が集まっている場所が弱点となっています.しかし,非中央集権的な構造であれば弱点が緩和されるのです.これはインターネットなどと似たような構造となっており,かなり現代的なものとなります.

 この本では特にこの非中央集権的な構造に着目し,現在どんなものに利用されているのかなどが紹介されています.特に私が面白いと感じたのはプラントロイドと言われるロボットを用いて宇宙開発を行うという研究です.この内容としては植物のゆっくり動くことで環境に順応しようとする戦略を模倣することで様々なものに利用できるというものです.その他にも学習能力など興味深いものが多く示されています.ぜひ読んでみてください!

3. まとめと自分の考え

 今回は植物の構造に着目することで新たなるイノベーションを起こす可能性が示唆されました.私の考えとしてはこの可能性はかなり高いのではないかと思います.
 理由としては今の世界の動きそのものが非中央集権的に移行しているためです.例えば分散型システムとして作られる仮想通貨やNETなど今後間違いなく盛り上がってくるであろうものが非中央集権の構造をしているものが多いんです.以上の点からこの植物の構造は間違いなく他のものにも利用できるはず!

ご照覧あれ!

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