「何者なのか?」を求められる世の中って生きづらさを感じませんか?
私たちは生まれてからずーっと、「何者なのか??」という周囲からの評価を気にしながら生きている。
特別な存在であるはずがないのに、自分は特別な存在であるかのように振る舞い、時に評価する。
世の中には普通の人間であふれている。
お金を持っている普通な人。
会社をやっている普通な人。
勉強が得意な普通な人。
知名度の高い普通な人。
お喋りが上手な普通な人。
みんなが一目置くような存在でも、なんてことはない。
別にただの人間だ。
特別な存在だと勘違いして、人を見下して性的暴行を加えたり、金があるからって威張っていたり、学歴マウントをとったり・・・
こういった、不適切な行動の根本には、
「何者であるか?」
を突き付けられて生きてきた結果、
「俺は特別な存在なんだ!」
って勘違いし引き起こす結果なのだと私は感じている。
特別なんだ・・・と思うことはろくな結果を招かない。
ストーカー行為は、相手は嫌がっているにも関わらず行ってしまう。
これは、相手にとって自分が特別な存在でありたいという承認欲求の現れだ。
パワハラや体罰問題もそう。
数年早く生まれただけの人間が何を勘違いしたか偉そうに説教を始めたり、殴ったりする。
子育てもそう。
親になったとたん何故か偉そうに振舞ってしまう。
我々は生まれた場所や育った環境、受け継いだ才能が違うだけでみんな対等である。
何者でもないのに、特別な存在だと思うことは辞めよう。
縦の繋がりは辞めて、誰に対しても横の繋がりを意識しよう。
どうせ、普通の人間だし、一群衆の一人にすぎないのだから。
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