![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/117034758/rectangle_large_type_2_36ab0f4c8c6fd186e3b353417d1a114e.jpg?width=800)
N° 27 ハーブ① [YouTube本編内容]
ハーブ ③-①
理論的知識
理論的知識 歴史
・ハーブについて
・分類
・概説〜飲食関連〜
・概説〜飲食以外では?〜
・漢方薬と西洋ハーブ
・結論とポイント
-------------------
☆ハーブについて。
(Herb:英)(Herbe:仏)
:ハーブは、一般的に料理の香り付けや
保存料、薬、香料、防虫などに
利用されていたり、
香りに沈静・興奮などの作用がある有用植物で
緑の葉を持つ草、茎の柔らかい植物などを
指す事が多い。
:同様の有用植物であっても、
種子・実・根・樹皮などは、
香辛料と呼ばれる事が多いが
苔から大本まで香りや薬効がある
有用植物全般をハーブとして扱う場合もある。
:反面、旺盛な繁殖力を持ち、
駆除困難な雑草となる種もある。
:ハーブは、「草」あるいは、「野草」「草木」を
意味する、ラテン語の"Herba" を語源とし
仏語でHerbe 、古英語でherbe(アーブ)となり
これが、変化して英語のHerbe(ハーブ)となり
日本に伝わった。
------------------
☆分類
:木本類(もくほん)
⑴:常緑樹:ラベンダー、ローリエなど
⑵:落葉樹:バラ など
:草本類(そうほん)
⑴:1〜2年草 ナスタチューム、ヒマワリなど
⑵:多年草 ミントなど
⑶:球根類 サフランなど
------------------
☆概説〜飲食関連〜
:ヨーロッパで伝統的に薬草や料理、
香料、保存料として、用いられた植物を指す。
:さらに、香りや辛味、苦味などの風味を
楽しむために用いられる
"キッチンハーブ" を指す事が多い。
:生 又は、乾燥させたものを、薬味、
ハーブティーなどに用いた。
:ローズマリーやローリエ等は、
木本類植物であっても、
一般にハーブとして扱われる物も多い。
:日本では、言葉としての定義で
"スパイス"との混合もみられるが
"スパイス" は、料理の風味づけや
色付けに使われる"香辛料"であり、
その中には、ハーブに分類される植物も見られる
------------------
☆概説〜飲食以外では?〜
:近世まで、病気の原因は
ミアスマ(瘴気、悪い空気)であると、
考えられていた為、
強い香りで病気を防ぐために
"サシェ・ポマンダー"、"ハーブ酢"、"香油"
"芳香蒸留水"、"精油" などの利用され
ポプリなどの形で香りが楽しまれた。
:元来、ハーブとは
「薬草」を意味する、薬理分野における部類の
一つであり、食用にすると有毒となる
いわゆる有害植物も
「有害ハーブ」として分類される。
:伝統的な西洋医学の主な治療は、食事療法であり
キャベツやタンポポのように、薬用・食用両方に
使われた物も少なくなく明確な区別は難しい。
:ローズヒップ(バラの果実)のように、
その実や花弁等の有用部分のみを指して
ハーブと呼ぶこともある。
:植物の名前とは、別にハーブ等として
利用するときの固有名詞の名を持つ物も多い。
:ネイティヴアメリカンが伝統的に治療に使った
植物のように、ヨーロッパ以外で、
中国医学や漢方医学で使う生薬で
ハーブと呼ばれるものもある。
------------------
☆漢方薬と西洋ハーブ
:漢方薬も西洋ハーブも、植物性生薬(薬用植物)を利用している。
:現地の植物、近い地域のものだけではなく
交易によって遠方の植物も取り入られており
原産地が必ずしもヨーロッパや
中国原産の植物であるわけではない。
:例として、生姜などは
東洋・西洋で共に用いられるハーブもある。
:またトルコでは硬水なので利尿作用や尿結石に
有効なハーブが頻用されるなど
気候風土により用いられるハーブも異なる。
:西洋ハーブや中国医学でも植物性生薬ではなく
ムラサキバレンギクやアメリカニンジンのように
アメリカ原産のアメリカ先住民のものも利用されている。
:日本の漢方医学などの中国医学系伝統医学は、
患者の「体質」に着目し
体全体の調子を整える医学であり
個人に合わせた生薬を処方する。
:アラビアやヨーロッパで行われた伝統医学である
ギリシャ・アラビア医学のユナニ医学でも
同様に患者の体質・体液の均衡が重視され
四体液説、ハーブの性質を考慮し処方されたが
現在は、インド亜大陸が中心地であり
西洋ではほとんど行われていない。
:西洋ハーブは、症状に対して処方される傾向がある。
----------------
☆結論とポイント
・飲食以外でも利用が多く、
スパイスと混合してしまう事も。
・分類によって変わるため
分類を覚えておくと良いかも?
・漢方薬と西洋ハーブなどで医療にも!
-------------------
↑さらに詳しく映像で
気になる方は、YouTubeにて!
[再生リスト]
:本編 Long Ver. 「ハーブ③-①」
:セルフ切り抜き short ver.
理論的知識 セルフ切り抜き より。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?