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フィールドワークin高知
こんにちは、ともみです。
世の中のGWがおわるとともに
わたしは高知に旅にでていました。
とあることがきっかけで、高知の牧野植物園にどうしても行きたくなり
その翌日にむかった、梼原町にある雲の上の図書館で、答えにたどりつく。
わたしが大事にしたいことを知る旅でした。
自分の記録としてふりかえり綴っていきます。
それでは、はじまりはじまり~
きっかけ
4月のはじめの和歌山にて
高知に行くきっかけをくれたのは
ひさしぶりにあった友達からの問いでした。
「一日中なんでもしていいよ!って言われたら、ともちゃん何したい?」
古民家を改装したカフェのまえに流れる川、
山々や草木、ちいさなタンポポをながめながら、私は答えました。
「森にはいって、木や草や花々を、さわってなでて、おしゃべりしたい」と。
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「ともちゃん、それ、牧野さんじゃーーん!」
それは今放送中の、NHKの朝ドラ「らんまん」の主人公で植物学者である、牧野富太郎さんのことでした。
植物がだいすきで「好き」を生涯貫き、野山に分け入って植物と話す、天真爛漫なこどものような人。
それまでまったく知らなかった牧野さんの存在を、友達からきいているうちに、すっかりファンになってしまった。
そして友達と自然について話をしていたら
涙がポロポロあふれてきた
目の前の自然、木々に草に花々、空や雲も
みんなともだちって感覚
地球ってなんてうつくしい星なんだろう
「そうだ、高地に行こう」(CMみたいだね)
牧野植物園へ行きたい思いが、どんどん膨らんでいきました。
牧野植物園にて
高知には岡山駅まで新幹線でむかい、そこから特急にのりかえ、6時間以上の旅路。
長い!遠い!!
はじめての遠出でドキドキ
ちょっとした冒険のような感じ
胸が躍るってこんな感じなんだなぁ。
二日目に牧野植物園に行きました。
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ここは「歩ける植物図鑑」そのもので
樹木だけでなく、花も、草も、コケも、
すべての植物にネームプレートがついていて
ひとつひとつにちゃんと名前があり、それぞれの存在感がきわだってとても感動しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1684283167189-fqXB32YHp1.jpg?width=800)
園内は広大な敷地で、見どころもたくさん。
ゆっくり植物を見ていたら、一日じゃ回り切れないんじゃないかと思うほど。
ふむふむ広場は、ふれあいの庭・まなびの野原があり、じかにハーブの匂いをかいだり、植物にさわったりできます。(かわいすぎた!)
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こんこん山広場は、すこし小高い丘にあり
高知の山々や街が一望できます。
たくさんの花がさいてお花畑になっていました。(ここ一番すき!)
![](https://assets.st-note.com/img/1684283167036-CermwDYZwE.jpg?width=800)
そのほかにも、温室や50周年記念庭園に、見どころがいっぱい!
(詳しくは植物園HPを見て~)
![](https://assets.st-note.com/img/1684283166898-yImnOAlSKZ.jpg?width=800)
念願の牧野植物園。
たくさんの植物に出迎えられて、
植物や自然を愛する牧野さんの人がらにふれて
牧野さんも植物もそのすべてが
あったかくて おっきくて 優しくて
園内のゆく先々で感極まり、泣いてしまいました。(いい大人なのにね)
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午後の園内は人もまばらで、こんこん山広場をひとりじめ
はだしになって、芝のうえを寝っ転がり、花を写真におさめる。
こどもみたいにのびのびと植物に話しかけて、空をながめていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1684283165218-qLbxOrGbO3.png?width=800)
植物園にいるあいだ、幸せでよろこびにあふれ、
ずっと胸がいっぱいでした。
植物が好きな方ならぜひ一度は訪れてみてください!
梼原・雲の上の図書館
翌日は梼原町にある、雲の上の図書館へ。
ネーミングもかわいくて、隈研吾さんが手掛けたおしゃれな建物。
しかし、山奥にあることもあって、前日まで行くのをなやんでいました。
高知駅から特急にのり、須崎駅で下車。
そこから山道を路線バスでひたすらゆく。
雄大な山々をバスの窓からずっと眺めて
たどり着いた、雲の上の図書館。
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ちょうどこいのぼりが風にゆれて、後ろには大きな山。なかは木がたくさん使われていて、靴をぬいであがります。
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「百聞は一見に如かず」といいますが…
きてよかった!
近くのホテルを予約して、しばらく滞在してもいいくらいホッとできる。
それくらい素敵な図書館でした。
図書館のほかにも、総合庁舎やまちの駅や、ホテルなど、梼原には隈研吾建築がたくさんあります。
なんでも、この町にある芝居小屋「ゆすはら座」は隈研吾さんの木造建築の原点だそうです。
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ゆすはら座の木造の芝居小屋を見て「こうゆう空間が欲しかったんだ」と
木を大切にして生きるというのが自分の建築の哲学
自然に対立するのではなくと、自然の中に溶けていくような建築がしたい
この梼原から、あのすてきな木造建築につながっていたなんて知らなかったので感動でした。
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遠いけど気になる方はぜひ行ってみてほしいです!
さいごに
高知はとても自然ゆたかで、
牧野富太郎さんや隈研吾さんから
自然を愛し、たいせつにすること
自然と一体になりながら生きること
を教わったような気がします。
自分の心にしたがって、ここまで自分をつれてきてあげてよかったーー!
今回の高知は、旅行でもなく、旅でもなく
「フィールドワーク」って言葉がピッタリ
日本全国どこへ行っても同じ場所は一つもない
目で見たこと、耳で聞いたこと、はだで感じたこと
実物を見てみることが大切
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こんどは車を運転しながら、「竜とそばかすの姫」の聖地をまわりたいな。
自然が好きで愛してやまない方はぜひ高知はおススメですよ~
最後までお読みくださりありがとうございました。
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