見出し画像

今後、想定されるであろう将来の事

令和6年1月11日(木) 業務日誌

今日は、午前中に隣隣市に住んでいる被後見人さんへの定期訪問の予定
だけだったので、隣隣市に出発前に自分のかかりつけ医院に定期受診に行き、いつもの薬を処方してもらいました。

ここの医院の先生も、薬局の先生も独特の方なので、いつか書かせてもらおうと企んでおります。

そして、隣隣市の被後見人さん宅へ訪問する前に、いつもの手土産として
いつものケーキさんに立ち寄りました。
今日は、鑑開きでぜんざいを食べる日だとラジオで言っていたので、小豆入りのカップケーキにさせていただきました。

「今年もよろしくお願いします」と訪問すると、元気に返事を返してくれました。
年末年始も特に変わりなく過ごしましたと、平穏な様子で報告してくれました。何よりです。

しかし、この被後見人さんを取り巻く環境がとても複雑で、私の就任前は行政も関われないほどの困難なケースでした。
複数後見で弁護士の先生も財産管理の部分で関わっております。
そして、定期訪問の際は、同業社会福祉士の先生と同行訪問となっています。

今は、定期訪問という形でどうにか関わることが出来ていますが、今後どのような展開になっていくのか見通しが立たない状態です。
このケースについては、いつか取り上げて同業社会福祉士の皆さんで一緒に考えていきたいと思っています。

午後からは、今回直近で受任した被後見人さんの他県に住んでおられる子どもさん(約30年前に離婚の為疎遠になっている)に、就任の挨拶と今後想定されるであろう医療同意、施設入所、葬儀、納骨、相続の事について相談したいので、連絡をとりたい旨の手紙を書かせていただきました。

ここのところは、この仕事をしていてとても辛いところです。
「もう他人」と思っていたところに、いきなり家族・親族として引き戻されるわけなので、その方々の心情を察すれば心が痛みます。

実際、こうした手紙を何件か送らさせていただいているのですか、殆ど連絡はありません。
連絡先が分かる方であれば、連絡をとりますが大体「関わりたくないので、そちらにお任せします。」「もう関係ないので連絡しないでください」などと話されます。

家庭裁判所で、被後見人さんの経歴などの情報はある程度文書で確認しますが、当事者であったご家族や親族の事を考えると、業務だからと簡単に割り切ることがとても辛いです。

かといって、何でも後見人に権限があるわけでもありませんし、ここのところが、後見業務に携わる者として、最大悩ましいところなのです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?