他者視点に立つことの難しさと大切さ
こんにちは。巷の大学院生です。
昨日、平日の空いている時間を狙って、メガネを作りにいきました。乱視が進んでいたとのことです。疲れ目が原因だそう...目は大切にしたいですね..。
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さて今日は、人間には、できるようになると、できなかった時のことを忘れる傾向があるよね。という話です。
ちゃっかり、自己紹介記事にも書きましたが、私は、他者から「なんでそれができないの?」と聞かれることや、「どうしてそんなこともできないんだ」と言われている人を見聞きすることが、とっても苦手です。
あの言葉を発する人に苦手意識を感じる要因
なぜ苦手に感じるのか、おそらく三つの要因があります。
一つ目は、あなただって、それができなかった頃があったはずだということを念頭におくことができていないこと。
二つ目は、もしそのことに気づけていたのなら、なぜそんな言い方をすることを選ぶのか、理解に苦しむということ。
三つ目は、そもそもできない要因に自ら気づけていれば、その段階で、自分ができることをしているはずだし、要因が分かっても、行動に移せていないのだとすれば、別の要因があるはずだということ。
この三つです。
幼い頃の経験
「なんでそんなこともできないのか?」
幼い頃に、勉強を教えてくれた大人が、私に向けて述べたあの言葉は、私の人生に色んな意味で影響を与えてくれています。
あの時、これくらい自分の中で整理できていれば、傷つくこともなかったように思いますが、まだ小さかったし、仕方ないですね。
あの時は、言葉通り、なんでこんなことも自分はできないんだろうな、と思い、かつ、自分が他の人には、この言葉をかけないように気をつけよう、と強めに思っておしまいでした。
他者視点に立つことは結構難しい
目の前にいる人の視点という他者視点に加えて、自分の過去という、ある種の他者視点に立つことは、実は結構難しいことです。これって、ちょっと切ないですよね。
目の前の人に何かを学んでもらうには、その人の視点に立って、何がわからないかを考えることが大切だと思います。
学び以前に、コミュニケーションにおいて、大切なテーマでもあります。
どうやったら、過去の自分、もしくは、自分以外の他者の視点に立って物事を捉えることができるのか、私の研究の裏テーマとも言えそうです。
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日曜に入っていた予定がなくなって、週末の自分の予定に余裕ができたので、自身の経験と、研究のことについて、振り返って考えてみました。
「できるようになると、できなかったことを忘れる」ってなんていう現象なんだろう。名前がありそうですよね。ちょっと調べてみたい気持ちです。私のGoogle検索レベルだとすぐに出てきませんでした。
他者の視点に立つ力という意味では、心の理論(theory of mind)という認知科学系の用語があります....が今日はこの辺にしておきましょう。
それではみなさま、良い1日を〜^^
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