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感染対策ICTジャーナル18-4(10月号)が出来上がりました。

前回のnoteからずいぶんと間が空いてしまいました。
季刊誌の「感染対策ICTジャーナル」が出来上がりましたので、久しぶりに筆を執りました。
お世話になってます。ヴァンメディカル 社長の伊藤です。

今号では「耐性菌の最新動向・感染対策とAST」の特集となりました。
詳細はこちら↓


小誌は編集委員の先生方3名にご指導をいただきながら企画を決めていきますが、素案を編集部でまず検討します。

ここ3年間、新型コロナウイルスの流行でどちらの医療施設でも新型コロナ対策を念頭にがんばってこられたことと思います。
ですが、新型コロナがいてもいなくても耐性菌は大きな問題です。薬剤耐性に対する対策を世界的にとらなければ、2050年には薬剤耐性による死亡者数が年間1000万人(世界で)となると想定されています。(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000189799.pdf

これは大変だ!と感じたのは私だけではないはずですが、感染症・感染対策の情報を取り扱う出版社として、やはり耐性菌については折に触れて取り上げていくべきだと考えました。

また、弊社で運営するWEBサイト「感染対策Online」でも同様に耐性菌について情報を提供しています。

今号では耐性菌のそれぞれについて、トップランナーの先生方にご執筆いただきました。2023年現在の耐性菌の動向を把握していただける内容になっているかと思います。また実際の耐性菌対策(感染対策)についても言及していただきました。

また、AST(抗菌薬適正使用支援チーム)の活動についても、第一線の皆様にご執筆いただきました。ASTの活動もまた薬剤耐性の課題に取り組む重要な位置づけです。

東京都文京区の一出版社ですが、薬剤耐性問題への対策に少しでも寄与出来たら・・・と思い、出版させていただきました。

はぁ、、文章を書くのって難しい、、、
ご執筆の先生方が6,000字を理路整然と組み立ててサッとご入稿していただいていることが信じられません。
本を出版できるのも執筆の先生方のおかげです。
勿論、読者の皆様があっての本です!

いつも本当にありがとうございます。





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