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【産業医からのメッセージ】2022年1月『すき間をつくって、街の音を聴こう』

精神科産業医 益子雅笛  with アロマセラピスト/リフレクソロジスト 原三奈子
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今月は、

①危険な流れに巻き込まれないために
 緊急事態宣言の解除によって、世の中が動き始めて人の流れが変わってきています。動き始めるときは体力の低下やからだの動かし方の変化によってバランスを崩して思わぬケガをすることがあります。また、バランスを崩した人に巻き込まれてケガをしないように、人ごみの中では周囲にも気をつけましょう。電車の遅延や天候の影響などのアクシデントによって大勢の人が集中してしまうところでは焦らず安全にゆとりをもって行動できるように、普段から会社と従業員の間で行動指針やリスクマネジメントなどを共有しておくとよいでしょう。

②街の中ではイヤホンを外しましょう!
 ワイヤレスになって気軽につけられるようになったイヤホンですが、自転車乗車時、歩行時などにつけている人を見ると、周囲の状況が把握できておらず、大きな事故につながりかねない様子が見受けられます。耳は開いていることで空気感とともに常に音を拾い、それによって人は周囲の気配や危険を察知しているため、音が拾えないと脳はエラーを起こしやすくなります。街の中ではイヤホンを外し、耳の穴を開きアタマにすき間を作って、自然の音が入ってくるようにしましょう。


今月のキーワードは、『すき間をつくって、街の音を聴こう』です。

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