FF14の思い出とか -その4

の続き。

再生編の踏破は実装から10日後の12/18となった。
攻略が終わると、初週踏破を逃した時のぼくの悩みなどまるで最初からなかったかのように固定メンバーとはすっかり仲良くなり、FFでもそれ以外でもたくさん遊んだ。

2021年

再生編踏破後~パッチ5.5らへん

固定メンバーとはいろんなことをして遊んだ。
特に、パッチ5.45実装のグンヒルド零式はめちゃくちゃ楽しかった。
リアル事情で一人離脱したものの、残りの7人は固定そのままでグンヒルド零式募集に乗っかり、Dアライアンスを任せてもらうことになった。

グンヒルド零式の初週攻略募集だったので、応募条件は相応に厳しかった。
応募した募集はその時点で再生零式をクリアしていることが条件だったのだけれど、肝心の募集が行われていたのが再生編実装から2週間もたっていない段階だったため、実質再生2週以内が条件となっていた。再生を10日で踏破したぼくたちは、ギリギリ滑り込みで参加することができた。

メンバーがたまに仕事なんかで来られない日があると、補欠として登録されていたメンバーが臨時で助っ人に来てくれることがあった。
募集条件にぎりぎり届かず、補欠要因として何とか入れてもらえた人が何人かこうやって参加しているという。
これは自分の知らない文化だった。なかなかシビアな世界だと思った。
補欠で来てくれた人達もとても上手で、感じのいい人達ばかりだった。

グンヒルドは手放しに楽しかった。
48人を集めた大ボスみたいな人が軽減もシナジー合わせも決めてくれたので、ぼくたちは何も考えずに言われたことを言われたままやっているだけでよかった。
偉い人たちが攻略やら軽減やらを考えている間、Godfieldとかをして遊んでいた。

攻略は順調に進み、その週の日曜にクリアした。正確に覚えてはいないけれど2月上旬あたりだったはず。再生の後夜祭のような気分で気楽に攻略したので、「たのしかった^q^」くらいの感想しかない。
5.5あたりでヤケクソみたいな緩和が入ったのには少しモヤっとした。

5.5から次の拡張の6.0まではかなり日にちが空いていた。コロナなどの関係で8か月弱もあったらしい。
幸い、いろんな縁があって退屈はしなかった。
時系列的にはこのあたり。このほかにFCで絶テマに行ったりもした。

このころになってくると人脈も広がってきて、芋づる式に友達が増えていった。共鳴以降、一つのコミュニティに閉じこもらずにいろんな所に飛び込んでいったのが良かった。
ぼく自身メチャクチャおしゃべりだったので、親しくできる人が増えるのはとてもうれしかった。

楽しくはあったのだけれど、この期間、ぼくの中では再生編を初週攻略できなかったことが喉に刺さった魚の骨のようにずっと引っかかっていた。
再生編の攻略中に自分の実力不足と圧倒的な経験不足を痛感していたのを、この頃になってもまだずっと引きずっていた。特に頭にこびりついていたのは、「ダイナモ/チャリオット」がわからなかったことだった。

再生編のメンバーは新生や下手したら旧版からやっているような古参だったが、ぼくがレイドを始めたのは所詮漆黒から。
経験値の差は歴然だった。

そして絶バハへ

ぼくは修行として絶バハに行くことにした。
絶バハは本当に行きたくなくて、何回誘われてもずっと断り続けてきたコンテンツだった。それだからこそ、自分を乗り越えて挑戦することに価値があると思った。

今までの経験から、ぼくはラスト1枠になっている固定募集に入ることにしていた。
ぼくが入ることで8人が揃い、すぐに今後の話がスタートするあの感じが好きだった。
正直絶バハに挑戦さえできればよかったので、時間が合う募集の中で最初に目についたものに適当に応募した。

Discordで応募の連絡をすると、すぐに返事が返ってきた。
これは完全に持論になるけれど、こういうレスポンスが遅い固定主は微妙なことが多い気がする。
それはさておき、面接はその日の夕方に行われることになった。
付き添いが一人同席するとのことで、2対1での面接になった。

相手は固定主の赤魔(Rさんとする。RedのRだ)とSTナイトの二人だった。
ここでもやはりナイトに色の話をされた。
再生編も攻略後にフレンドの手伝いなどで何回か野良に出ており、その時のログが勝手に上げられていた。
この時期は既にこの手の話にはうんざりしていたが、高難度をやっていく以上は付き纏うものだと諦めもついていた。

もともとこの固定は当時実装されていた絶3種を1個ずつ踏破していくという長期固定だったそうで、最後に絶バハをやるはずだったのが、なんやかんやあってMTが抜けて補充をかけているとのことだった。
なんやかんやの部分についてはその場でちょっと聞いたような気がしないでもないが、マジで1mmも興味がなかったので正直全く聞いていなかった。
そういう長期固定楽しそうだけど。大人が8人集まるといろいろあんのかね。

攻略はかなり辛いものになった。
今でこそ竜詩とオメガがあるものの、当時としては絶3種の中ではこのバハが最も難しいとも言われるほどの難易度を誇っており、攻略は思うようには進捗しなかった。もともとは1か月踏破目標だったが、明らかに間に合わない進行スピードだった。

率直に言って、この固定は残念ながらあまりいい固定ではなかった。
大昔にクリアした学者が引率で参加していたのでヒールについてはそこまで困らなかったものの、処理の細かい点で噛み合わないことがままあった。
全体的に「自分がこうしたいから配慮して」という要求が多かったのが遠因であったと思う。ぼくは仲裁に終始していたが、力が及ばなかった。

固定が瓦解するのは時間の問題だった。
2体フェーズの処理の方法で口論があった翌日、D1,D3,H1の3人が一気に脱退した。いつの間にかDiscordのサーバーもなくなっていた。
固定主からはなんとも申し訳なさそうなDMが1通だけ届いていた。
ぼくは唯一の新規メンバーだったので、ゴタゴタに巻き込んだ責任を感じているようだった。

ぼくはこれに便乗して抜けることもできたが、固定主に継続の意思があるようだったので一緒に続行することを選んだ。
当初の目的は自分の修行。試練としてはちょうどいいと思った。

幸い、この時のぼくには人脈があった。
フレのクリ目があれば手伝い、練習で人が足りないときはDC変更券を買ってまで補充に参加していた(当時はまだDCテレポはなかった)。

D1はアルテマ、アレキを一緒に攻略した侍のSさんを召喚した。
Sさんはぼくを一度バハに誘ったのにそのカウンターでアレキに連行された挙句、Sさんのバハにはぼくが付き合わなかったので、他で一人でバハをクリアしてきていた。健気な奴だ。
それにもかかわらず、こうしてぼくが呼びつけると二つ返事で来てくれるのはさすがに頭がお花畑すぎる気がした。心配だ。

D3,H1は再生編の固定メンバーをTarkovから無理やり引っ張ってきた。
こうして無事8人揃い、すぐに再出発ができた。

再出発から2週間後、突然ナイトと学者が抜けた。
このナイトは面接でぼくの色について言及してきたナイト。最初の3人が脱退したきっかけとなった口論もこのナイトが発端だった。
どうやらこのナイトは学者と相方関係だったようで、学者はこのナイトとセットで抜ける形となった。

理由に関しては全く記憶にない。
もしかしたらぼくのせいで抜けてしまって、それを都合よく忘却してしまっているのかもしれないし、全然関係ないかもしれない。
ワクチンの副反応やらで日程の遅延があったので、その辺りかもしれない。

とにかくまた6人になってしまったので、補充をする必要があった。
この補充はぼくが呼んだフレンドが声をかけて集めてくれた。
来てくれたのは、上のほうで貼ったnoteにもある「Re:絶アレキ」で組んだメンバーのうちの2人だった。

この時点でぼくのフレンドが5人も補充で加入していて、もはや固定主のRさんが集めた固定は原型を留めていなかった。自分が集めた固定メンバーがどんどん抜けていってしまったRさんの心労は想像に難くない。シンプルにかわいそうだった。

ここまで書いて思ったけれど、絶バハでぼくが加入してから急にこんなにバンバン抜けたってことは、ぼくが悪かったんだろうか。うーん。心当たりはない。
今度聞いてみよう。

補充で呼んだ5人は全員バハ済だったため、2度目の再始動からクリアはすぐだった。
再始動から10時間ちょい、4,5日でクリアした。エクサは3回くらい踏んだ。

クリアはあっけなく、やはりこれもそんなに感動がなかった。
やっと終わった、という安堵だけがあった。今まで対岸の火事として見ていた人間関係のごたごたに初めて巻き込まれ、ただただ疲弊していた。

この時点で2021年の10月末。
練習時間よりも補充や話し合いに時間を取られ、気づけば4か月が経過していた。本当にフレンドたちに助けられた4か月間だった。
何回も言っているように、絶バハ報酬にガンブレードは無い。報酬の武器トーテムの使い道が特に思いつかなかったので、SSのために適当にナイト武器と交換した。

まあ、いい経験になった。

もうここまで来ると実質ばにもな固定

続く→


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?