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美健楽なホリスティック・グルメ基本レシピ、No8&9 SNACKS(甘味と塩味)&美健楽食品を選ぶ10のキーワード

グラノーラの記事を書いたので、ホリスティック・グルメ基本10ビーガンレシピのうち、グラノーラもはいる、

No8と9のスナック・SNACKS(甘味と塩味)について、まとめます。

10の基本ビーガンレシピさえ覚えて用意できれば、美健楽な食事に困らない。ということですが、No8と9はスナック、つまりおやつ・間食です。

1日のうち、3PMにおやつとコーヒータイム;
8)スナック−甘味(Sweet   Snacks)
9)スナックー塩味 (Savory  Snacks)
を食べることが多い。ごはんをしっかり食べていればおやつは要らないとか、ノンシュガー崇拝とかいう健康志向に、私も一時走りすぎてました。が、

>おやつは、ほっと一息つきたいときの心と気分の栄養、癒しです。

あとは、腹の虫抑えといって、ごはんを食べてる暇がないときや旅先で火が使えないとき、アウトドアでハイキングやスキーしてる時の緊急食でもあります。もちろん、災害時に備える非常食にもなりますね。

これも基本手作りできるのですが、手作りはノンケミカルだったり乾燥が甘いので、日持ちがしない。よって私も、市販品のいわゆるお菓子もいろいろ購入して、研究し楽しんでいます。

一年ほど、癌を治すためにマクロビオティックをやってたときは、マクロビ食材しか食べられないという思い込みがあったので、今思えば痩せ我慢地獄でしたね、苦笑。無意識にプレッシャーを感じていたせいで、ある日突然、体と気心がマクロビオティック食材を完全に拒否し、食べられなくなりました。

マクロビとは、日本式のビーガン食、玄米菜食に近いんですが、基本茶色だらけの粗食。お菓子もありますが、あまり心躍る見た目じゃない。フレンチレストランが経営する、チャヤマクロビオティクス・カフェのケーキなどは、さすがにフレンチのベースがあるから、美味しそうだし美味しい。ですが価格が高くて毎日は無理だし、自炊マクロビスイーツの代表といえば、豆腐クリームやあずきカボチャとか地味なんです(好きだけども)。

というわけで、なるべく健康的な市販品スナックを、甘味か塩味の二種類、常備しています。詳細は書けないのですが、普段はお高い美健楽スナックを、かなりお得に購入できるメンバーシップを貰えた、という幸運に恵まれました。よって週に1度買い出しに行きあれこれ買い込んで、オフィスに来るお客様のお茶菓子にだしたり比較試食会をやったりと、身近な人たちとシェアして楽しんでいます。自分の幸運は、みなさんとシェアしなきゃね。そしたらまた幸運となって戻ってくるから。もちろん、非常災害時やコロナ自粛の非常食としても、甘塩スナックは活躍中。

では、今のカナダ西海岸で入手できる、甘味vs塩味スナック、おやつの一例をどうぞ。

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右の暖色の丸が、No8、Sweetの甘いスナック
左の寒色の丸が、No9、Savoryの塩味のスナックです。
真ん中の中間色な黄色の丸は、ナッツとドライフルーツで、甘味でも塩味でも食べられることがおおいもの。

特に日本ではナッツといえば、塩辛くしておじさんたちのお酒のおつまみ、のイメージだと思います。こっちでは、ナッツはプロティン、タンパク質の素と考えられているので、肉がわりに大量に食べてる北米人も多い。ナッツは油分も多いので、カロリーがすごいことになっていますが、ナッツ=健康的という思い込みがあるので、カナダ人はナッツで太るのを気にしない人が多いようです。(だからウルトラデブな不健康ビーガンも多いのです)

更に見ると、甘い方は、
+カーボ(炭水化物)や砂糖系(グラノーラ、黒糖飴、クラッカーなど)
+チョコレート系(よくナッツとドライフルーツが混ぜ込まれます)
+ナッツとドライフルーツ系
など。

砂糖も炭水化物ですが、なるべく白砂糖は避けて茶色の砂糖を使っているものを選んでいます。ビーガンは、乳製品と卵を避けているものを選べばよいのですが、健康系スナックは自然と避けてることが多い。ビーガンが増えているので、ビーガン志向になっています。

塩味の方は、炭水化物でも穀類がほとんど。代表的なのはポテトチップスとコーンチップス(トルティーヤチップス)です。が、実は最近バンクーバーで、

ビーガンやベジタリアンに人気の新しいNo1塩味スナックは、「米」を揚げたクラッカー、つまり西洋風のおかき、なんです。

これは、北米では小麦のグルテンアレルギーの人が増えているので、グルテンフリーなお米が脚光を浴びているというブームのせい。更に白米ではなく、玄米や赤米、古代米など米にもこだわったスナックが、最近人気のようです。

今手元にあるこれも、玄米加工品、もち米?とコーンなどを使った、コーンチップス(トルティーヤ)のお米入りみたいな感じですね。中華街にある最近人気のビーガングローサリーのVegan  Supplyでも、赤米、黒米のチップスが一番人気スナックだ、って言っていました。

(画像の向きをめちゃめちゃにする、NOTEの仕様です↓、失礼。問い合わせしても無視されるので、あきらめました)

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上の書き込み図のようにマインドマップ風にすると、
+甘味のスナックは、砂糖メインで+炭水化物の小麦やナッツ、ドライフルーツを追加、
+塩味のスナックは、炭水化物がメインで+塩味やスパイス、油を追加

っていうかんじ。つまりどっちも炭水化物と砂糖という主食のCarbsを、手軽に持ち運びできるようにした携帯食、ということが分かりますね。

ちなみになるべく美健楽なスナックを、と選ぶ基準には以下の10のキーワードを用います。

Local, Seasonal, Fresh
地元産、旬、新鮮

Authentic, NO GMO, NO Chemicals/chemically-processed, No microwaves
本物(伝統的)、つまりだめな3つは(なるべく避けるのは)
GMO遺伝子組み換え、
化学物質・科学的処理しすぎ、
電子レンジ

Whole, Organic, Simple
全体的、有機、簡素

Sustainable
環境に優しい

これを全部満たさなくてもいいですが、大体満たしていれば美健楽と判断。このキーワードの詳しい説明は、別記事にて。私の母校、Natural   Gourmet Instituteの10のキーワードを、私が多少改訂したリストです。

あとは、パッケージにこういうマークがついていれば、大体美健楽と判断できます。

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右から、
Non  GMO(遺伝子組み換えなし)
Canada 有機マーク
FairTraide(生産者から搾取していない公正取引マーク)

日本人の無知で恥ずかしい、「グルテンフリー」健康食やダイエットブームについて

一番左のグルテンフリーマークは、グルテン、つまり小麦アレルギーのある人には大事ですが、アジア人には小麦アレルギーは少ないので、関係ないです。グルテンアレルギーはモンサントのGMO小麦種子のせいで起こっているというのが、私ら健康系の人たちの間での定説。だから、モンサントの種を使っている北米の小麦粉を大量に食べる北米人の間でしか、グルテンアレルギーは問題化していません。

欧州やアジアでは、小麦アレルギーの人は少ない。とくに日本人は、小麦より米やそばなども主食だから、GMOでグルテンを強めたモンサントの小麦を、アレルギーになるほど食べていない。よってグルテンフリーとか、気にしなくていいんです。アレルギー除去食だから。

ですが日本人は、欧米でのダイエットの流行をすぐありがたがって真似するから、グルテンフリー=健康食と思い込んで、ブームにしてしまう。あまりに恥ずかしいので、小麦アレルギーでもないのに、グルテンフリーをありがたがって提唱したり、ダイエットにいいと信じてる人には、こっそり注意してあげましょう。

>あのー、グルテンフリー食品食べたいなら、和食を食え?和食は基本的に小麦使うことが少ないから、グルテンフリーだよ!欧米から輸入されてる、グルテンフリー食品食べる必要は、アレルギーなければ、まったくないよ
てね。

私はカナダ人や欧米人には、グルテンフリー食として和食を教えたりもしています。つまり北米では、和食はグルテンフリーというトレンディ、笑。キツラノのIki  Sushiというお寿司やさんでは、いち早くグルテンフリー寿司というのをアピールしたので、西洋系のグルテンアレルギーの人に人気だそう。でもね、

>お寿司って、元々ほぼグルテンフリーなんですけど???
という、西洋人も東洋の日本人も、「グルテンフリー」というトレンドやマーケティングにだまされている、不思議な世界。ちょっと待て!冷静になって心で疑ったり考えたりしたら、気持ちでだまされてるのがわかるよ!

心MINDを使って、健康やダイエットブーム、マーケティングを疑う心も大事なのです。

基本レシピとタイトルにしたのに、レシピじゃなくて市販品スナックの紹介や分析になっちゃいましたから、

最後にシンプルな美健楽レシピ?を。

NO8 甘味スナックは、黒砂糖、生やドライフルーツ、70%以上のダークチョコなどが究極のシンプル
No9塩味スナックは、自然海塩を持ち歩けばよい。いろいろ料理にもつかえるし、野菜につけて食べることもできます。
熱中症になりかかったら、水分と甘味塩分を一緒にとれば、ポカリスエットがわりにもなるし。

私はこんなちいさなスナック袋にいれて、いつも甘味と塩味スナック(または塩)を、持ち歩いています。このセットさえあれば、地震災害で避難しても、しばらくは水分とこれで、プチ断食もできますからね。もちろん、これより凝った手作りスナックもあるので、それはまた別の記事にてご紹介します。

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