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#23 オーストラリア旅行記✈️ハプニング大全〜Brisbane編〜

みなさんこんにちは!1ヶ月ほど前にオーストラリア旅行から生還したバネです!
「生還」なんて大袈裟な、、とツッコミを入れてくださったそこのアナタ!
今回の旅はなかなかに想定外が盛りだくさんでした。

まずは前半戦のPerth編はこちら。

前回は旅の前半に滞在したPerthを出発するところまでお話ししましたが、今回は後半のBrisbane編。正直こんな展開になるとは微塵も思っていませんでした、、、。

1. 危うく野宿!?!?

体調不良xサイクリングで もはや熱から来る関節痛なのか爆チャリした筋肉痛なのかわからないボロボロの体で向かったPerth空港。17時のフライトだったのに15時だと勘違いして早く着きすぎてしまうハプニングもありましたが、無事にBrisbane行きの飛行機に乗ることができました。(逆じゃなくて本当よかったよね、、)

オーストラリアを西岸から東岸へ横断。4時間半のフライトでしたが、そこに2時間の時差が乗っかってBrisbane空港を出れたのは深夜12時過ぎ。Uberもなかなか捕まらず、20分ほど格闘してようやくドライバーが見つかりました。
AirbnbをとっていたCBDまでは約30分。着いたら1時か、、シャワー浴びて早よ寝よ〜なんて気楽に考えてましたが、現実はそんなに甘くなかった。。

今回の物件はCBDにある高層マンションの一室。鍵はホストからの手渡しではなく、近くのコンビニで受け取るようにとのインストラクションをもらっていました。ただ当初指定されていたコンビニが22時閉店。深夜のフライトで到着する我々は間に合わないので、急遽受け渡し場所を近くにある24時間営業の別のコンビニに変更してもらうことに。滑り込みではあったものの諸々対応してもらえたので、後は鍵をゲットしてチェックインするだけ!と指定されたコンビニへ。

指示された通り店員さんに物件名を伝え、鍵をください、とお願いしたところ店員さんの周りに「???」が見え始めた・・・。

「そんな鍵もらってませんよ。あるとしたらこの金庫の中だけど、パスワードがないと開かない。パスワード聞いてませんか?」


パスワード!?!?!?そんなん聞いてないし!!!!!

ホストからは物件名と部屋番号を伝えれば鍵がもらえると聞いていたのでこの展開には面食らいました。

時刻は午前1時過ぎ。こんな遅くにホストに電話するのも気が引けたんだけど、このままじゃ埒が明かないどころか今夜の寝床がないので一旦電話。ところが全然出てくれない。そりゃそうだよね、普通の人は熟睡中の時間ですよ。淡い期待を持って留守電も残しましたが、これを聞いてもらえるのは明日の朝なんだろうなー。。。

コンビニの店員さんも途方にくれる私たちを見て彼の前のシフトに入っていた同僚とか、マネージャーとかに電話かけてくれたんですが、皆、鍵の行方を知らず。

絶対どこかで手違いがあったに違いない、とコンビニ店員さんに今までの経緯を説明。元々〇〇 Streetの店舗で受け取るはずだったんだけど、22時で閉まっちゃうからこっちの店舗に変更してもらったんですよねぇ、と。

一方でホストは引き続き音信不通なので、(こんな日が来るとは思っても見ませんでしたが、)Airbnbのカスタマーサポートへもヘルプを求めました。

電話で対応してくれたスタッフさんがめちゃくちゃ優しくて、とても同情してくれて、「野宿」の2文字がすぐそこまで見えてた私はもう涙ちょちょぎれそうでしたが、結局Airbnbのスタッフができるのもひたすらホストとのコンタクトを試みるのみ。でもホスト側の応答がない状況下、彼らができることも限られてるんですよね。

エアビー側でも一旦30分で期限を切って連絡をとってみますが、ダメだった場合はまた作戦考えましょう、とのことで一旦電話は切りました。

流石に野宿はアカンのでホテル取らなきゃだめかなーなんて諦めかけていた時、コンビニの店員さんが気を利かせて元々鍵を受け取るはずだった店舗の店員さんにも聞き取り調査。鍵の行方を聞いてくれました。
すると、まさか!というか、やっぱり!?まだその店舗にあるんだと!!!急いでこちらの店舗まで届けてくれることになりました。どうやら元の店舗の人が鍵を届け忘れてたみたい。。。

もう勘弁してくれよ、、って感じでしたが、なんとかチェックインできそうな雰囲気がでてきたのでもう一安心。10分後、スクーターに乗って颯爽と現れた彼は我々に鍵を手渡し、ファインプレーをしてくれた店員さんにコンビニのコーヒーマシーンのお掃除の仕方を聞いて帰って行きました。

もうひたすらにツッコミどころしかなかったんだけど、寝床の確保ができたのでもうどうでもいいですね。

エアビーのお姉さんにも無事に鍵を受け取れたことを報告。するとあなたたちの安全が第一なので、部屋に着いたらまた連絡ください、と。
なんて素敵な人々なんでしょう。この一件でAirbnbカスタマーサポート陣の株が一気に上がりました。

ようやく部屋に辿り着いたのは午前2時。部屋からのこの夜景だけが唯一の救いでした。最後に訪れた7年前に比べてBrisbaneも高層ビルが増えましたね。新しい橋や地下鉄もどんどん建設中とのことで勢いを感じました。

そんなこんなでBrisbaneの幕開けはだいぶスリリングでしたが、ベットで寝れてよかった。

2. 体調に異変が・・・。

Brisbane初日から休む間もなく動き回っていた私ですが、Perthで熱があった頃に比べ、体のだるさは改善。鼻が詰まって喉が痛い、というThe 風邪の症状だけだったので、薬を飲みつつ久しぶりのBrisbane観光を楽しんでおりました。

Brisbane2日目は現地にいる彼と共通の友人にも再会。ディナーの後はめちゃくちゃ粋なバーにも連れて行ってもらい、消毒〜とか言いながらお酒も飲めるくらいには回復してきた!(と少なくとも思ってました。)

ところが翌朝。鼻づまりが悪化、頭もぼーっとするし、昨日はしゃぎすぎたかなーと反省。朝ごはんもおしゃれなカフェでいただくも、鼻づまりで味がわからず、と思ったのも束の間。あれ?別にそんなに鼻詰まってなくないか???

いつの間に、味覚と嗅覚が消え去っていることに気づきました。

この瞬間、自分は例の「流行りの病」に罹ったんだと確信。実は感染は初めてで、これまで何度も感染の波を無傷で乗り越えてきたのに、ここにきて、しかも旅行中に発症、とタイミングの悪さにもはや苦笑い。

とはいえ現地で検査をしたわけではないので、本当に例のウイルスだったかの真相は迷宮入りですが、高熱に喉の痛み、味覚・嗅覚障害と外堀はガチガチに固まってるので、まぁそうだったんじゃないかと。

今思えばそんな状態でチャリこいでた自分、何考えてたんでしょう。
と同時に、そんな状態で街をふらふらしてしまって申し訳ない気持ちになりました。。。

ちなみに帰国後も味覚嗅覚は戻らず。旅行中に食べたお料理の味の記憶もほとんどありません。ご飯なんて旅の醍醐味なのに!!!残ったのは写真だけ。笑 きっと普段の行いが悪かったんですね。


というわけで、7年ぶりのオーストラリア再訪。普段の旅行より一層楽しみな気持ちが大きかった今回の旅行でしたが、見事に打ち砕かれ、しっかり後遺症まで携えて帰ってきました。幸い命に関わるほどではなかったのでよかったです。

ボロボロの体ではありましたが、ワイナリーや国立公園での2泊等、現地での体験についてはまた別途記事にしようと思いますので、お楽しみに。


PS. おかげさまで発症から2〜3週間ほど経ったところで無事味覚と嗅覚は回復しました。いっときはこのまま死ぬまでご飯の味がわからなかったら、匂いがわからなかったら、、と心の底から不安になりましたが、味覚が戻ってご飯の味を楽しめる有り難みを実感しています。
日本でも第5類への移行はされましたが、また感染の波が来るようですので、皆様もどうか体調にはお気をつけて。


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