テスト過剰文化とこどもの自己肯定感の関係性

今朝の茂木健一郎さんのツイートで、とても興味深く完全同意する内容が連続ツイートでアップされました。

ぜひ子育て中の方、教育関係者の方に読んでほしいし、それよりも何よりも親がテストの点にふりまわされたり、それが全てのような接し方をこどもにしないことが大切だと、親という立場の自分が忘れそうになったときに見返すためにここに貼り付けておきます。

大人が作ったシステムにこどもは半強制的に通わされ、比較され自己肯定感を失う。これはとてもとても罪深いことではないでしょうか。

茂木さんの連続ツイート２８０６回

連続ツイート２８０６回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は、感想です。

— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) May 20, 2022

自己肯定感の低い日本のこどもたち

日本の子どもたちは自己肯定感が低いということがさまざまなデータで言われているようだ。特に小学校低学年から高学年にかけて、自己肯定感が低下していくというデータがあるようだ。これは日本の教育の失敗だろう。

— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) May 20, 2022

個性の本当の伸ばし方

他人との比較ではなく、それぞれの良いところをのばす、長所と欠点が表裏一体となった個性を、１００人いたら１００人違う方向にのばしていく。そのような思想が徹底していれば、自己肯定感はのびていくはずだ。

— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) May 20, 2022

自己肯定感と安全基地

自己肯定感は、挑戦するための「安全基地」である。それは、決して、今のままでいいという満足ではないし、また、いわれのない優越感でもない。自己肯定感は、むしろ、謙虚である。自分がこれから伸びていく、無限の可能性があるということを知っているからだ。

— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) May 20, 2022

世の中にはテストなどない

極論すれば、学校の教育現場からテストは全廃でいいとすら私は思っている。世の中にはテストなどない。課題だけがある。プロジェクトをやった結果がどうかは点数化できるものではなく、自分の中で充実と課題として残っていくだけだ。

— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) May 20, 2022

英語の学びとテスト過剰文化

特に、英語についてはテスト全廃で全くかまわないと思っている。英語を読んで、聞いて、話し、書くという作業を永遠にやればいい。そこでテストをする必要は全くない。日本人の英語の自己肯定感が低いのは、テスト過剰の文化ゆえだろう。

— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) May 20, 2022

連続ツイートおしまい

以上、連続ツイート２８０６回「特に、英語についてはテスト全廃で全くかまわない」をテーマに５つのツイートをお届けしました。

— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) May 20, 2022