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シルバーウィークにキャンピングトレーラーを引いて高速道路を走りると社会に困惑する

キャンピングトレーラーを引いて高速道路を走っていると、たくさんの車が追い抜いていく。

この車一台一台に人が乗り、それぞれの時間軸で生きながら高速移動している。

そう考えるとなんとも不思議なものだ。

この時間軸の差が多様性であり、さまざまな価値観を生む根幹のはずなのだが。

休日という同じ時間軸のなかで皆がいっせいに移動して、限られた時間という幻想の中で、リフレッシュすることに向きになっている。

皆が一斉にリフレッシュしないと保つことのできない社会とは、ほんとうに人々を幸せにしているのだろうか。

そんなことを考えながら、キャンピングトレーラーを牽引し、乗用車なのに制限速度が20km/h 遅い高速道路を運転しながら困惑しながら制限速度で走る。

皆が同じときに一斉にリフレッシュをすることからの脱却も、豊かに生きるための根幹ということは、どうやら間違い無さそうだ。

皆どこへ向かうのだろう。

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