孤独死は少子高齢化の最大の問題だよなあ

子育てしていると日々子どもの未来を想像する。子ども自身の未来というよりも子どもが大人になったときの社会を想像する。そんなとき、現時点での未婚率(特に男性)が気になる。2022年で23%、しかも上昇中だから数年後には1/3くらいに達する。これはいまだ家制を重んじる日本にとっては非常にヤバイ。

このままいけば、家族を持たない未婚の人々が孤独死することは容易に想像出来る。社会保障として、高齢者を助けるといっても少子高齢化で生産年齢人口が減り、そもそも働く人がいないなか、ほんとうに全ての人が生活のケアをしてもらえるのだろうか。

今日息子がドライブ中にうんちを漏らしてしまった。用事で急いでいたからトイレに行きたいと言えなかったみたいで、悪い事をした、ごめんよ。と誤って汚物の処理をしていたとき、ふと思った。家族以外がこれを出来るだろうか。しかも他人で高齢者だだら。

出来るとしても、その道のプロの人にお願いすることになると思うが、未来は圧倒的な人手不足だから高額な人件費になるに違いない。そう考えると子どもたちにどのような教育や体験をさせていくことがいいか自ずと見えてくる。

金持ちにならないんだったら結婚はしとけ。と教え込むか、全て仲間だ誰のことも大切にしろ。と教えるか...

もちろん後者だけれど、そうしたとしてもお金の外側で高齢者の面倒を他人がニコニコしながら見れるとは思えない。家制の外側で機能する地域コミュニティみたいなものを作らなくては行けないとも思う。

少子高齢化の最大の問題だよなあ。

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