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マグマをマグロと読み間違い続け、火山からマグロが噴火すると言うところでやっと気づく

わたしの6歳の息子は、能登半島地震を経験して以来、毎晩のように「地震怖いなあ、パパ、地震はこない?」と繰り返し効いてくる。

1ヶ月以上たってもそんな調子で、周りの人に言うと「かわいそう...」と言ってくださるが、わたしはそうは思わない。もちろんその不安な気持ちに寄り添うのは大切だが、輪島で震度7を身をもって体験した経験をバネに賢くなって欲しいと願う。

その一環で、図書館に行き地球の本を数冊借りて毎晩読み聞かせ。どの本にも出てくる、プレートの沈み込みからの地震の話で「あぁ...地震怖いなあ」と呟いているけれど、6歳にして地震の基礎は頭に入ったに違いない。しかも、その地震を身をもって経験した上で基礎を学ぶ。これはなかなかできることではない。このような学びをこどもと一緒にすることは、被災しても無事だった人間として、使命感すら湧いてくる。とはいえ、夢中で音読していると読み終わる頃にはこどもたみんな寝ちゃっているんだけどねw

わたしはディスレクシアっけがあって、マグマをマグロと読み間違い続け、火山からマグロが噴火すると言うところでやっと気づくようなパパの音読を興味津々で聞いてくれるこどもたちは、本当にいい子です。この福音館書店、入舩 徹男の『地球の中に潜っていくと・・・』はなかなか面白い。

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