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キャンプを9泊したから気づいた街の態度

子どもの夏休みに合わせ、9泊10日のキャンプを体験する機会に恵まれた。

滞在したのは秋田県の田沢湖。天気にも恵まれ大自然の美しさを子どもたちと体感した。

田沢湖には、7泊、その後2泊は猪苗代湖にも立ち寄った。田沢湖と猪苗代湖はどちらも美しい湖だが、秋田と福島では自然の作りが違う。言葉てば言い表せないが、体感としてはその魅力や変化を十分に感じた。

そんな日本の大自然を満喫したあと、帰宅すると自分たちの住んでいる場所に違和感を覚えた。

なんだかとても寂しい気持ちになる。旅から帰って来たばかりだし、楽しかったから寂しい気持ちなのかなと思っていた。しかし3日たってもその違和感は消えない。

そんな中、子どもたちが釣りに行きたいというから、日帰りで霞ヶ浦の方まで釣りに行った。そこで釣りをしているとき、不思議と寂しさが無い。

なぜだろう。と、考えながら釣りを夕暮れまでして少し遅くなった帰り道、車を運転していた。

赤信号で止まったとき、ふと横を見ると路地がある。人が数人同じ方向に歩いている。前を見ると横断歩道をわたる人もいる。

赤信号まちの車窓

が、しかし、虫がいない。1匹もいない。

秋田の田沢湖や福島の猪苗代湖では、人よりも圧倒的に虫が多い。しかし人間が作り上げた街には、そのほとんどが存在しない。

そうか、どこか寂しさや息苦しさを感じるのは、街が人間以外を排除してしまっているからなんだ。

こう気づいた後は、寂しさはなくなり自宅で過ごす日常的な心に変わっていった。

このひとつ前の記事で、生物とは増殖ではなく調和ん目指しているとお伝えした。

だとしたら、街を作り他の生物を排除し、人間だけが増殖することに違和感を覚えざる追えない

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