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「へぇーそうなんだー」が蔓延る日本の地上波が地震の被害を助長する

今回の能登半島地震で、超底辺YouTuberではあるものの、いつもキャンピングトレーラーで子連れ旅の動画を上げている手前、輪島での被災直前と直後の動画をいつも通り撮影してあって、それをいつも通りあまりカットせずほぼ無動画にしてアップした。少しだけ、旬を気にして輪島から七尾へ2日の朝から道が通行できるかわからないまま一か八かのドライブする動画を先に上げた。

するとすぐに数万回再生。それだけではなく、YouTube動画としては長めの30分の長尺動画にもかかわらず視聴者の30%が最後まで見てくれた。

これは、地上波の報道や番組構成に満足度が低い表なのではないか。司会がいて、ナレーションが入り、カット編集を多用して短編にして見やすくする。これなら確かに多くの視聴者がみれるかもしれない。しかし多くの人が「へぇーそうなんだー」というだけで、心に残らず、傷を負うこともなく、結果的になにも考えない。

テレビのニュース番組収録イメージ

とはいえ、今回の件でテレビ朝日の取材を受けたときは、スタッフの皆さまのプロの仕事に感動した。

私たちは、輪島で被災して初めて本当の地震の怖さを思い知った。とはいえ東日本、阪神淡路などなの地震も自分の人生の中で起きていて、実際に体感しなくても怖さん知るチャンスがあった。

そのチャンスを多くの人々に提供する役目は地上波テレビなのではないか。

へぇーそうなんだーのお茶の間

今回の能登半島地震では、今度こそ日本全体の教訓としなければならない。全国民が「へぇーそうなんだー」と、というだけで、心に残らず、傷を負うこともなく、結果的になにも考えない、では絶対にダメだ。

手っ取り早いのは現地に行きこの目で見ること。安易な気持や好奇心でもいい。被災地に行き想像を絶する地震の脅威を目の当たりにし、心に大きな傷を背負って帰ってくることを未来のためにオススメする。

被災地を目の当たりにした若者

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