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耳鼻咽喉科の技術がサラリとすごくて

去年の12月から偏頭痛、年末にこどもの咳を浴びて喉を痛めて、持病の鼻炎と相乗効果で中耳炎になった。

お正月休みが終わってやっと行きつけの耳鼻咽喉科にいけたがすでに遅し。

耳は水が入った感じが続いていて重度の難聴。

先生は、とにかく喉の炎症と鼻の通りを良くするしかないと言う。

耳鼻咽喉科は恐怖体験

その治療内容は、鼻に綿棒やらステンレスの管やら、何やらシュッシュっと霧状の薬やらを入れて結構な恐怖体験。
でも力を抜いて身を委ねると意外にも痛みはない。

冷静に考えてこれは本当にすごいこと。

今回の中耳炎は、滲出性中耳炎。大人がなることは稀だが鼻炎がある人はなりやすいらしい。この治療がまたユニークで、鼓膜から内側の鼻の奥と繋がっている耳管と言う通気口のような管に直接ステンレスの管を鼻から入れて当てて風を通すのだ。

聞いただけでも痛そうでしょ。この治療を患者さんが痛がらずできるようになると耳鼻咽喉科として一人前と言われているらしい。

最近の若い先生は、この治療ができない人もいるとか・・・

そりゃそうだ、だって本番で慣れていくしかない。患者さんが嫌がったら上手くならない。

で、私の通っている耳鼻咽喉科の先生は大ベテランで耳管通気の技術がヤバい

ちょっとマニアックな話だか、鼻から挿入したステンレスの管が耳管に当たっているかは、風を通した時の鼓膜の音で先生が確認するんのだが、風を出しながら穴を探り当てる人が多い。が、ここの先生は、一発で管を耳管に当ててシューシューっと治療開始。これは感動レベルだ!もちろん痛みはない。

先生の脳の中には、私の鼻、喉、耳の構造が全て思い浮かんでいるのだ。

こういったとてつもない技術を身近に受けつことができることにとても感謝するし、これだけで治った気がする。安心する。

極めた人の技術って本当に素敵で人を幸せにする力がある。

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