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一人で頑張るのってしんどい・・・(代表ブログ:第5回)

代表ブログでは、弊社代表の高橋が毎週1回、社内メンバーへ発信しているメッセージを公開いたします。
弊社のミッション・ビジョン・バリューや、事業・メンバーに対する想いが語られてますので、この連載記事を通して、弊社のことを少しでもご理解いただけると嬉しいです。

第5回目は5/3に「仲間と仕事する意味」について書かれたメッセージになります。

フリーランス上がりの新入社員が弊社に参画することになりましたので、これまでの僕の経験を踏まえて、今回は「一人で仕事すること」について触れていきたいと思います。

話をしたことがある人も存在するかもしれませんが、僕も起業してから3年近くフリーランスとして生きていました。

色々なプロジェクトにアサインされ、契約を途中で切られることは一回もなかったので、一人でそこそこ稼いでいく(2,000万×10年ぐらい)ことは大したことないな、と感じていました。

普通ならそれで充分ではないかと思われるかもしれないですが、人間は恐ろしいもので、いざそうなると全然満足できなくなるのです。

自分が大学生の時に掲げた目標は「30歳までに年収1,000万稼ぐ」という目標で、27歳の時に起業し初年度から既に上記を超えていました。
(年商としてですが、一人なのでほぼイコール年収)
自分は現状に満足できる人間ではないため上記が達成された瞬間、次の目標を探し始めました。
一人でそこそこ稼ぐことは達成・当分の間生きていけることも担保できるため、次はもっと大きなことをやりたい、と思うようになりました。

マズローの欲求5段階説で言うと、物質的欲求が満たされ、次は精神的欲求を満たしにいくというような段階でした。

新たなサービスを開発し、一つでも社会課題を解決したい、そう思うようになりました。
ですが、一人でサービス開発と日々食べていくことを実現するには限界があることも既に認識していたので、チームを作ってそれを実現するという志向性に至りました。そこから少しづつ組織を拡大し、今に至ります。

一人で生きていくという経験をしているから言えることですが、やっぱり同じ方向を向いている仲間と社会や数多くの顧客に対して貢献できることは非常にうれしい。
一人は本当にさみしいです。
叱ってくれる人も存在しない環境は自分の成長を阻害します。

お客様は褒めてくれますが、本気で叱ってくれることはないので、自分の何がダメだったのか・改善点はどこなのか、などは自分で気づくしかないのです。気づき力が高い人はそれでも成長できるかもしれないですが、なかなか普通の人には難しい。
一人で仕事をしていると、切磋琢磨できる仲間が周囲に存在することのありがたさが本当にわかります。
(初めて一人暮らしをした際に親のありがたみがわかるのと同じ感覚)

まだまだ自分のやりたいことができているわけではないですが、数多くの仲間と社会や顧客の課題解決をしていきたいと思っています。

野球の故野村克也監督(ノムさん)の言葉でこういう言葉があります。
~一芸で得た「自分はできる」という自信が、別の道でも自分を磨くときの余裕となる。~

自分もプロジェクトの継続率が100%だったことが自信につながり、それが余裕となって別の道に進んでも問題ないだろうという心境に至りました。だからと言って現状に満足しているわけではなく、自分の上にはもっとすごい人がゴロゴロ存在し、自分も日々努力しないとすぐに淘汰されるだろうと危機感を持って生きています。

皆に言いたいことは何かと言うと、「まずは一芸を身に着ける=これで食べていける」という強みを持つために日々意識して仕事をしてもらいたいと思っています。

また、全然関係ない話ですが、最近ノムさん語録の書籍を読んでます。
ノムさんに興味を持った理由は下記です。
 ・野球という被科学的なスポーツを科学して実績を残している
 ・名プレイヤー=名監督ではないことが通例の時代において、プレイヤーとしても監督としても実績を残している
 ・金やブランドがない中でも現有戦力をうまく活用して実績を残している
 ・技術的成長を促すために人間的成長(人間教育)を重要視している

などなど、ベンチャー企業や中小企業が成果を出すにあたって、学ぶべきことが沢山存在するので、今更ながら書籍を読んで勉強しています。皆にも役立ちそうな金言が沢山あるので、ちょいちょい紹介していこうと思っています。
バリュレイトの仲間となってくれる方を募集しています。これまでの経験・強みを活かしてキャリアアップを目指しませんか?
ご興味がある方はぜひご連絡ください!
HPもぜひご覧ください。
recruit-team@valurate.co.jp
https://valurate.co.jp/


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