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未熟な私の難題

私はいまコーチングの勉強をしています。

ある事に困った問題だなぁと今日改めて感じました。

それは、会社に毎日来ているのに、『地位も名誉も処遇もお金も役割も要りません。むしろ責任は無い方がいいです』。『そんな事が許されるポジションに転勤させてください。どこでも良いです。私は病気なんです。それが問題なんです。』というひと。

病院の診断書出したらすぐに転勤できるよ!、、でも持ってきません。(ちなみに本人はスポーツジムにもゴルフにも行っています)

人事に相談すると、『病気なのに営業店で頑張ってますね!何とか良いポジションを探します』と言って1年が経ちます。ところでそんなポジションあるのかなぁ?

話が変わって、僕は信じている事があります。

人はもともと想像力と才智にあふれ欠けることのない存在である。
私が習うCo-Active® Training Instituteで教えて頂いたコーチングの土台となる言葉です。

話がまた変わって、世の中の流れと思っている事があります

会社という『世の中に必要とされる事をする為に集まった集団』の中で、従前なら『個々の人は言われた事をしっかりと言われたようにやってくれ!』と言われていた事が、世の中が変わってしまい『世の中に必要とされる気持ちが個々人に無いなら来なくていいよ。』に変わった気がします。

その中で、『あなた(部下の営業マン)はお客様に何を届けたかったの?』の問いに『わからないので改めてお客様が何が欲しいのか聞いてきます」と。
そして帰ってきて『お客様はホームページにあるものを売りたいと言っていました!』。。。

あたりまえだろ!

世の中は変わってしまいました。営業職の仕事の中でルールで決まった仕事はどんどん目に見えて仕組みと進化する技術に置き換えられ人が要らなくなっていきます。

これからの営業マンはデザイン力、創造力、価値生む努力が必要になりました。

さて、言われたらやるタイプの人はどうしましょう?

私はリーダーとしてとにかく自由闊達に仕事ができるようにする為に、『責任は何事も上司が取る』、『ものすごく実行しやすい安心安全な環境を作る』ことが解決と思っています。
しかし本人が何をすれば良いのか『わかりません。』という人にいったいどう気づきを与えて、どう自走を見出せば良いのか。。

これはどこでもあるあるでないのかと思います。

皆が主体性を持ってお互いに支え合えたら、人生100年時代も、老後2000万円問題も、多くの人が心豊かに楽しく解決していけると思います。

さてこのケース、マネージャーとして『とはいってももう変えることは無理だよね』と何となくやり過ごすのか、それとも営業マンにとことん『何のための就業時間だったのか?、一つ一つの何のための行動だったのか?』を質問して気づきを徹底して求めるのか。

コーチングで学んだ事を生かして後者を選択しましが、、なかなか難しいですね。
そもそも間違ったアプローチと思います。

余談ですが

意思が無い人を変える事は難しい、だから意思を醸成しなくてはいけない。でも意思がなくても年功序列で結構生活できる給料が貰えたりする。

一方で経営や組織は部下を意欲的にできるマネジャーを求める。例え見せかけでも全ての人を導いている風なスーパーマンに見えて、テクニカルに現状の環境は波風立てずに維持しうまくやり過ごす。

でも正攻法で私はその難題に立ち向かうつもりです。いま厳しくても、将来は感謝してくれるだろう。

おそらく当面、年功序列を維持しつつ組織を活性化する難しいマネジメントを試行錯誤して考え行動し続ける事が日本のためになるのだろうと思います。それにチャレンジしたい。

でも無謀かなぁ。誰かにコーチして欲しい、、

この取り組みは何とか成功に向けてシリーズ連載したいですね。

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