【社員インタビューvol.8】 営業部 梅津美奈さん
社員インタビューvol.8は、2児を育てながら広島からフルリモートで働く営業部の梅津美奈さん。VALUENEXに入社する前は製薬会社で研究職に就いていたそうで、異業種への転職を決意した経緯や初めての営業職での戸惑いなどをお聞きしました。
◆前職は研究職とのことですが、どういったことをされていたのか可能な範囲で教えてください。
2014年に製薬会社に入社して8年間、医療用医薬品の研究開発をしていました。毎日実験をしてる感じでした。私は薬理研究の方だったので、細胞を使って化合物の薬効評価をしたり、動物を使って効果が出るかとか、そんな感じの研究をずっとしてました。
◆実際にその研究に携わった薬が病院とかで使われるようになったりとかはありますか?
そこまではないですね。すごく道のりが長くて。医療用医薬品の場合は早くても10年、長いと20年くらいかけて開発を進めていくものなので。ドラッグストアとかで売ってるようなものは割と早いですけど。
臨床試験を挟まないといけないものはかなり長くて、自分が携わった研究成果が薬となってお客さんのところに届くっていうのはなかなかないですね。
◆大学や大学院での専攻は?
学部の時も大学院の時も癌の研究をしていて、医薬と生物の間みたいな感じの研究室だったので。
大学院の時は研究室に製薬会社の人が来て提携してたり、製薬会社の人ともちょっと関わりがあるような感じのところにいました。
◆それで研究していた内容が活かせるということで製薬会社へ?
そうです。学生の時は就職先を製薬会社しか考えてなくて。
卒業してからも研究をしたかったので、研究ができるところをずっと探してましたね。
◆そこからどういった経緯で全く違う業種のVALUENEXへ?
子供の出産が結構私の中で大きな変化のポイントでした。
薬はもちろん大事ではあります。薬がないと治らない病気だってあるし、開発は必要ではあるんですけど、そもそも病気にならないようにするのが一番大事だよなって思い始めたのが子供を出産した時で、そこから薬の開発に携わるよりももうちょっと重要なことがあるじゃないかなっていうふうに思い始めました。それが転職を考え始めたポイントの一つです。
それと、職場まで近い場所には住んでいたんですが、やっぱり実験をするのにどうしても会社に行かなきゃいけないので、子育てとお仕事とのバランスがちょっと取りにくいなって感じ始めたっていうのが2つ目の理由ですね。
そこで、子供との時間を取りながら、自分の好きな仕事もできる働き方ができたら一番いいなあと思い始め、1人目の出産後に色々探しました。でもなかなか見つからず、もとの職場に戻りました。
2人目を出産してから主人の仕事が忙しすぎて育児も家事もほぼワンオペでかなりきつかったんです。この状態で職場に戻るのは無理だなと感じ、本格的に転職活動を始めたのが、2022年の春頃からですね。
そこで絶対条件だったのが、リモートで働ける仕事だったんです。
且つ、お客さんの声を聞けるような仕事をしたいなと思って。
研究をずっとやってきましたが、私の中でモチベーションがあまり続かないなと思ったんですよね。やっぱり自分の成果がお客さんの元に届くっていうのがだいぶ先なので。
そんな感じで探していたら、人事の林さんから声をかけていただいて、話を聞いたらすごく面白そうな会社だなと思って受けてみました。
最初は前職と業界が違いすぎて、正直よくわかんなかったんですけど、大きな会社さんの企業の発展に貢献できるっていうところに、すごくやりがいを感じられそうな会社だなって思いました。
それと営業っていうのはお客さんと接する機会がすごく多い。お客さんの声を直に聞けるっていうことは、自分の成果、行ったことに対するフィードバックがもらえて、やりがいに繋がるんじゃないかって思ったのがすごく良いなと思って。
実際に面談担当してくださった方々の人柄も良くって、社長もちろん良い方だったので、ここだったらいいかなって思って入社を決めました。
◆リモートと言っても隣の県くらいのパターンがVALUENEXには多いですが、そう簡単にはオフィスまで行けない距離である広島からリモートっていうのはいかがですか?慣れました?
はい。最初やっぱり不安だったんですよ。前職は毎日会社に行って、他の人と顔合わせて仕事をするってのが当たり前だったので、リモートで仕事ってどんな感じなんだろうなって不安ではあったんですけど、意外にチャットとかで声をかければすぐ返してくれるし、「ちょっと今いいですか?」って感じでミーティングもできるし。
慣れちゃえばもうこっちの方が良いなって思って。
◆メンバーとこう関わるために何かしていることってありますか?
そうですね、最初の頃は関わる機会が多い部署の人達と(オンラインで)話す機会を設けてもらって。大体の方と一通りお話してどんな方かっていうのを知ることができたっていう感じですね。
◆まだ直接会ったことないメンバーはいますか?
結構いらっしゃいますよ。コンサルの方々とかもあんまり会わないですからね。
特許情報フェアぐらいでしか他の社員の方とは会わないです。
コンサルの宮崎さんにはこの前の特許情報フェアで初めて会いました。
堀下さん、大崎さんはまだ会ったことないです。
営業のメンバーは会ってます。
◆子育てとの両立のためにリモートワークができる仕事を選んだとのことですが実際いかがですか?リモートでもきついと感じる部分とかはありますか?
両立はできてるかなと思いますね。就業時間が基本は9時から5時半じゃないですか(※フレックスを使用しない場合)。
でも自分で好きに動かせるので、私は8時半スタートで5時終わりにしてるんですよ。5時に子供たち迎えに行って、家に帰ってきて、ご飯作りながらちょっと子供達との会話を楽しむ、みたいな。寝るまでそんな感じで過ごしてるのですごくのんびりですね。ゆとりがある感じです。
上の子が5歳で下の子が2歳なんですけど、姉妹で遊ぶようにもなってきたので少し楽になってきたなって。ずっとつきっきりじゃなくてもいいっていう。
でも前職の時って、早くても家に帰るのが7時ぐらいだったんですね。
そこからご飯作って食べてお風呂入れてみたいな。
バタバタして10時ぐらいに寝るっていう毎日だったんですけど、それが5時から9時までのんびりできるようになったので、子供と関われる時間が増えて、私自身も精神的に良いですよね。すごく充実してます。
◆現在営業チームでどういった業務をされてますか?
業務としてはお客さんのサポートっていうのが一番大きなところです。
もちろん問い合わせ対応とかもしますし、後はツールの講習会とか、事例の紹介だったりとか。
お客さんにツールを使ってもらう、活用してもらうためにコンテンツ作りですね。ユーザーガイドに掲載するような資料を作ったり。
あとは、お客さんがどれぐらい満足しているかっていうのをアンケートで追っています。お客さんの満足度を向上させるために、次に何をすべきかっていうのを見つけるアンケートですね。開発チームのYさんが前職でそういった経験があるらしく、リードしてもらっていて、もっと具体的に次につながるような質問を(アンケートで)しようっていう感じで進めています。
カスタマーサクセスチーム(以下、CS)と開発メンバーとで一緒に動いているような感じです。
◆実際に俯瞰図作ったりはされてますか?
俯瞰図は作ってますよ。ツールの使い方、活用の仕方の資料を作るためにも俯瞰図作ることが必要になるし。
バイオ系のコンサルティングプロジェクトに関わらせていただいたこともあります。
問い合わせで一番多いのが、俯瞰図を作成する前の母集団のアップロードでエラーになっちゃうっていうケースなので、母集団を共有してもらって何がエラーの原因になっているのかっていうのを見たりはしますね。
◆俯瞰図の中身に踏み込むというよりは、外側のサポートが多いんですね?
そうですね。でもお客さんが一番必要なのって、「俯瞰図は作れたけどじゃあその後どうするの?」っていうところだと思うんですよね。
そこはちょっと今多分足りてない部分で、そこからお客さんがやりたい目的によってこういう解析をしていった方がいいよとか、そういう深掘りの仕方っていうところも、資料にしてけたらいいのかなとは思ってはいます。
お客さんの声としても、俯瞰図はできたけどどう解釈したらいいのかとか、そういった部分がわからないっていう声も結構いただいているので。
俯瞰図を作るまでのところは開発と一緒にもう少しマニュアルなしでもできるようなUIにするっていうのが大事だと思うんですけど、その俯瞰図を作成した後どういうふうに進めるかっていうのをCSやコンサルと連携してお客さんに伝えるっていうのが大事かなと思って。
◆研究職から全くの異業種に転職して、悩んだことはありますか?
今も悩んでるんですけど、やっぱり営業なので、お客さんとコミュニケーションを取るっていうところがなんていうか・・・
ずっと研究をしてて、あまり人と話すっていうことをメインにしてなかったので、お客さんにどういう聞き方をしたらいいのかとか、営業的にどんな提案をするべきなのかとか、そういうところがつかめてない部分があります。
どういう話をしたらいいのかとか、新井さんと一緒にお客さんを訪問した時に、私一人だったら多分話続かないだろうなって思ってしまいそうな状況での新井さんの話し方とか見てて、やっぱすごいなと思って。まだそのレベルには行けないなと思いました。
あんまり仕切るのとかも得意じゃないし・・・
じゃあなんで営業になったんだって話ですけど(笑)
でも克服したいなとはずっと思ってて、いい機会なので他の人のトーク力をちょっと盗んで身につけようと思います。
でも、元々研究職だったっていうのもあって、ツールの使い方とか、こうしたらより効率よく分析できる、みたいなコツを掴むのが強みではあるのかなと思っています。
<執筆>PR部:中村
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