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【社員インタビュー vol.2】営業部 新井陽さん

VALUENEXメンバーのインタビューシリーズ

VALUENEXの社員インタビューvol.2は、時折部下からイジられるおっとりキャラでありながら、仕事においては確かなビジョンを持ち、ついに役員デビューを果たした営業部の新井陽さんです。


入社から4年経ち、コロナ禍でフルリモートになったり、退職された方や新しく入社される方がいたりと、環境が大きく変わりましたが、いかがですか?

この規模の会社は初めてで、環境変化は柔軟に受け入れようと考えて入社しました。人の入れ替わりはありますが、皆さんの想いやキャリアプランを知聞くと、一人一人の決断に対して違和感は感じないです。

以前はもっと従業員数の多い会社にいた?

最初の会社は1万人規模で、2社目は外資系の日本法人で(日本側は)30人くらい。海外社員との連携が不可欠だったので一緒に働いてる人はもっと多かったです。そういう意味では、この規模の会社は初めてです。

当社もUSチームがありますが、グローバルな環境は慣れているということですか?

そうですね。幼少期に海外に住んでいたのと、最初の会社でもアメリカ人との渉外が業務の中心でした。転職でも日本で完結する会社は候補から外していました。

実際に入社して、シリコンバレーへの出張やUSチームと働いてどうですか?

楽しいです! 私は普段当社を紹介する際に「大学の研究室みたいな雰囲気の会社です」と言うのですが、USチームはそれがより顕著です。

出張の際も、時期的にインターン生が社員より圧倒的に多くて、会社が彼らが作る雰囲気になっていましたが、みんなおしゃべり好きで、議論が好きな人が多くて。バックグランドも興味関心も違う人たちが、当社の俯瞰解析を使ってどういう価値を生み出せるかについて、皆さんで真剣に議論する環境はすごく刺激的でした。

帰国後も彼らとの関係性は築いています。必要なときに直接議論をして、日本のメンバーに還元することを目標に出張しましたが、それはできたと思います。

営業部はUSとの関わりはありますか?

正直あまり多くないです。一方、できることもたくさんあり、例えば日米のメンバー間でそれぞれお客様に提供している価値を共有しあうこと。これは双方が異なるドメインのお客様を支援していることもあり、新規ドメインを開拓する上でお互い有益だと思っています。

また、USで生まれる事業アイデアを具現化したり、彼らのニーズを拾い上げるために、日本のカスタマーサクセスチームが開発との間に入って調整役ができればと思っています。

すでにやっていることは?

日本の顧客ニーズに基づく開発項目について、カスタマーサクセスと開発チームでUSに働きかけて、フィードバックをもらう活動は行っています。

フルリモートになって、変化はありましたか?

チーム、個人両方で生産性は上がっていると思います。質的な部分はコミュニケーションの量に依存すると思っているので、この点は意識しつつ、フルリモートの恩恵を受けています。

また、当社はリモートワーク前から帳票類の電子化が進んでいたので、コロナ禍でも手続き関係が止まらなかったのはありがたいです。お客様との契約関係もほぼ電子でやり取りさせて頂いてますし、商談もお客様のご要望にあわせて対面かWebを使い分けています。

総じて順調ですが、やはりサポートが大切なのは新入社員です。他の社員を知らない中、業務にキャッチアップするのは相当大変です。

コロナ禍でもメンバーを増やしていますが、直近では営業のEさんが入社した際に、初の試みで全社員との1on1ミーティングを実施しました。ご本人からは社員の人となりが分かり、何かを聞きたいときに尋ねにいける環境ができてとても良かったと言ってくれました。

社内インフラを有効活用しつつ、意識してコミュニケーションの機会を設けることでフルリモートは機能すると思います。

当社に今後どのような方が加わってほしいですか?

面談でもお伝えするのですが、知的好奇心が旺盛な方、共感力がある方、そしてアントレプレナーシップ(起業家精神)を持っている方です。

アントレプレナーシップは、新たな領域を開拓する気概のある方に来てほしいです。良い意味で多くの課題と向き合える会社なので、課題に対してオーナーシップを持って動ける方と働きたいです。

知的好奇心はアントレプレナーシップを発揮する上での大切な要素です。仕事を通じて面白い!もっと知りたい!という感情が芽生えて、それを深堀することで向き合うべき課題を見つけられると思っています。

また、大きな課題に取り組む際は一人で突っ走ると大抵上手くいかないので、周りの人たちに考えを伝えたり、理解者を増やして組織単位で動く必要がありますが、これには相互理解のための共感力が必要です。

今後やりたいことはありますか?

当社に入社した理由として、日本の製造業を元気にしたいという想いがあります。私自身製造業で働いた経験の中で、無形資産情報を活用したソリューションを自動車/電機/化学/食品等の日本を代表する業界や企業に提供する当社に興味を持ちました。

当社の可視化技術は大きな可能性があり、ビッグデータを活用できていないお客様に対してデータを構造化するアプローチを取ることによって、一枚絵で全体像を俯瞰しつつ、データ間の関係性の把握や必要な情報をドリルダウンして見れる、というメリットがあります。そういう意味で流行り廃りのあるソリューションではないので、当社の可能性を信じてくださっているお客様と伴走して、ビッグデータ活用の型を作り上げていくことに注力しています。木に例えると、現在は幹の部分を太くしているフェーズです。

型が出来てきたらより楽しい未来が待っています。様々な用途に向けたソリューションが木の枝として伸びていき、結果として製造業のビッグデータ活用、さらにはイノベーション創発に不可欠なソリューションとして成長できれば嬉しいですね。

今後進出したい分野はありますか?以前、分析レポートで歌詞の分析をされてましたね。エンタメ業界ってまだ介入してませんが、入り口までは行けたのでは?

歌詞分析はお遊びなのでそれこそエンタメとして見てください笑。私自身は既存事業の拡大を第一に、知財やR&Dの延長線上で事業部やマーケティング部門への価値提供を見据えています。なのであくまで製造業です。ただし全社的なビジョンでいうと、ファイナンス業界や製造業の中でも特殊なヘルスケア業界への参入が中期的な目標になります。

私自身はファイナンスやヘルスケアの専門ではないので、既存事業で型を作りつつ、この領域で事業開発をできるメンバーへパスしていきたいです。

日本チームとUSチームの双方を見た中で気づいたことは?

日米では、俯瞰解析の「解析」の捉え方が全然違います。日本では、俯瞰図を作成した後に、集計、統計、指標作り等の定量的なデータ処理が8割位あるイメージです。ここで情報を抽出し、残り2割位はアイディエーションや示唆出しになりますが、USは逆です。俯瞰図から一気にアイディエ―ションします。集計等はエビデンスとして集めますが、定性的な解析が8割占めている印象です。解析のスタンスが異なり、どちらもメリットがあると感じています。この違いを社員は理解する必要があると思ってますし、双方のノウハウは共有していきたいです。

VALUENEXが今後2〜3年でやっていくべきことはなんだと思いますか?

当社はビッグデータを構造化することで様々な観点からデータを見てもらい、お客様の思考を促すツールです。この点を強化し、お客様をより深い思考へ誘うツールへと昇華したいです。一方、一義的に答えを導出できるような内容であれば、当社がこれまで培ってきた知見を元に自動的に答えを出す仕組みを取り入れてダイレクトな価値訴求も行っていきます。これらを当社のアルゴリズム、さらには当社の技術と相性の良いLLMを活用することで進めていきます。

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