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【社員インタビューvol.6】 技術・市場調査部 宮﨑 俊さん

社員インタビューvol.6は、技術・市場調査部の宮﨑俊さんです。
過去には堀下さん林さんが育児と仕事の両立を、新井さんが地に足の着いた経営を語ってきましたが、今回は「夜型体質」「旅行好き」という目線から見たリモート&フレックスの活用や、VALUENEX Radarの新たな可能性についてお聞きしました。

◆フレックスの活用について

僕は朝が弱いんですごく助かります!
一般的には朝仕事するのが効率良いと言われていますが、集中しやすい時間帯は人によって様々だと思います。これまで何社かでお仕事させていただいていますが、優秀だけど朝は弱い人もそれなりにいて、働きやすい環境は人により様々だと思います。

言い訳みたいにはなりますが、一人ひとりのアイデアがとても大切な会社なので、業務に支障をきたさない範囲で各人が働きやすいやり方で働いた方がアイデアが生まれやすいと思っています。育児などにより、一般的にコアタイムといわれる様な時間帯にフルで仕事できない方もいらっしゃると思いますし、フレックスは各人がその人らしい生活を維持して働くうえでも非常に大切だと考えています。

◆リモートワークで助かったこと

僕は昔からインコを飼ってるのですが、雛の時は4〜5時間に一回のペースでヒトの手で餌あげなきゃいけなかった。フレックスやリモートがなかったら対応は難しかったと思います。

コロナ前で原則毎日出社していた頃は、昼休みに家に帰って餌をあげていました。当時、職場から自宅がそれ程遠くなかったので、昼休みの1時間で毎日自宅に戻って餌をあげていましたが、それなりに大変ではありました。今はリモートだから全く気にしなくてよくなりました。

ちなみに、以前は熱帯魚も飼っていたんです。リモートミーティングの時に、後ろから水の音とインコの鳴き声がするため、僕だけあたかもジャングルにいるかのようで、同僚から「どこで仕事してるんだ?」とよく言われました。意図的にこのような環境を作ったわけではありませんが、リモートだからこその個々人の仕事環境なんだと思います。

また、よく旅行に行くのですが、旅先から会議に入りやすいのも利点に感じています。

以前、種子島にロケットの打ち上げを見に行ったんです。打ち上げ予定日は事前に公表されるんですけど、ずれることもあります。ずれることを想定すると長期間滞在しないといけなかったりするんですが、VALUENEXの様にどこでも仕事できますよというスタイルなら対応しやすいなと思います。
気分転換や、自分の趣味の時間を仕事とうまく両立できるというのは、フレックスやリモートの強みだと思います。

既に採り入れている方もいらっしゃるとは思いますが、いつか渡り鳥みたいに冬は沖縄、夏は北海道で仕事というのをやってみたいです。

(※旅行時にはインコはペットホテルに預けているそうです)

◆俯瞰解析に興味を持った理由

僕が俯瞰解析に興味を持った理由としては、前職が製薬企業向けのコンサルティング業界であり、マクロな視点でデータを見る事が非常に重要な業界であった事もありますが、マクロなトレンドを捉える事に加え、その中でホワイトスペースや、事象の意外な関係性を見つけ出す事が出来る点が興味深いと思ったからです。マクロに捉えすぎると、皆似通った方向に話が偏る事が多く、潜在的に重要な(=気づいていれば重要だと確信出来た)マイナー事象を見逃しがちなのですが、それらを同時に俯瞰出来る点が強みだと感じました。
これまで、とてもアイデア豊富であったり頭の回転が速く賢いのですが、あまりガツガツしておらず控えめな性格の人達を見てきました。そういった、誰かが発見してくれてスポットライトで照らす事が出来れば花開くような人やアイデアは、多分色々なところに眠ってると思うんです。
最近は少しずつ変わってきているかもしれませんが、欧米人と比較すると日本人はアイデアの積極的な発信に対し、及び腰な方も相対的に多いと思います。なので僕は、そういった方やアイデアを皆さんが発見出来るようなツールとしてVALUENEX Radarが使われるといいなと思っています。

◆今後VALUENEXでやってみたいこと

一つは、俯瞰図から見えてきた事象の組合せから新しいアイデア・シナリオを生み出す過程を、ある程度機械的に作り出す事を実現したいです。俯瞰図では関係性のある事象同士が近くに配置されますが、その事象同士を結合し、どんなアイデアを作るかは分析者の恣意的な解釈が必要となり、ここで分析者のアイデア創発力の差みたいなものが出てきてしまいます。この属人的な部分に生成AIなどを活用する事で、ある程度各人の創造的余地を残しつつも、誰でもアイデアを生み出す機会を作る=イノベーションをより民主化させる事が出来ないかと考えています。もちろん、アイデアの妥当性を評価するスキームも重要で、評価手法も同時に考える必要があると思います。

もう一つは、一人ひとりの知識や性格、人生といったものを描いた俯瞰図の様なサービスを作っていけたらいいなと思ってます。例えば個々人を表す俯瞰図をマッチング=重ね合わせると、「この人とは、こういう共通性があるんだ」等の発見に繋がり、初対面の人とも会話が弾むようなシチュエーションもある気がします。また、偉人の俯瞰図と自分の俯瞰図を比べて足りないところを見つけることで、今後の人生の道標になるなど、そういった個人のナレッジマップみたいなものとして俯瞰図を使っていきたいなって思っています。当然、似た傾向を持つ人同士を繋ぐマッチングツールとしての活用も想定出来ると思います。

社内で俯瞰図をアートの側面で活用出来ないか、といった話が出た事もありました。俯瞰図をアートとして使うのであれば、人の一期一会、人生経験の様なものを表したりする事が出来るのではないかなと思っています。例えば結婚式で「AさんとBさん夫婦の俯瞰図をそれぞれまとめるとこういった絵になりました。全く違った場所から始まった人生がここで繋がり始めたのですね」みたいな出会いのストーリーを表現したり、あるいは若者が「私の今の俯瞰図はハート型なんだ。(君の俯瞰図と)形似ているね」とか言い合いながらお互いの俯瞰図の形を見せ合い、コミュニケーションツールとして使われる様な事を妄想しています。マネタイズの工夫が必要な分野だと思いますが、将来的には個人向けのサービスも考えていきたいですね。

些細なものまで含めれば、やりたいことは色々あります。VALUENEXの様にまだ小さな会社はリソースも限られているため、色々と手を出さずに今一番強みとしている、他社と差別化出来る事業に絞るのが王道とは思うのですが、並行して他の事業可能性も模索する必要があると思っています。

◆宮崎さんから見たVALUENEXメンバーの良いところ

これまで何社か経験しており、幸いにも全ての会社で良い同僚に恵まれてきたと思うのですが、VALUENEXにおいても協力的な人が多く、仕事がすごくやりやすいなと感じています。「私が私が」というような、個人を優先する人がいないので、とても協働しやすい環境です。

また、あえて大企業ではなくまだ小さなVALUENEXに在籍している事もあり、指示された仕事だけします、といった受け身の人も殆どいないと思います。大きな会社だとトップダウンでいかないと下が動かないというのがあったりすると思いますが、VALUENEXはそういう事も少なく、皆さん自律的に動かれているんじゃないかな、と思います。

◆VALUENEXに来てほしい人

私個人としては色々なバックグラウンドの方がいらっしゃった方が良いと思うのですが、強いてあげるのであれば、現状どうしてもマニアックな仕事が多くなるので、好奇心のある方、特に何かしらの分野に少しこだわりがある方が向いているのではないかと思います。
正直、サイエンスから少し離れたバックグラウンドを持ってる方もウェルカムだと思います。おじさんになってくると何故か自分の知らない分野の事を知りたくなる事が多くなります。近年は、学生時代はあまり興味のなかった歴史や考古学、美術学などの分野を面白いなと思うことが多いんです。俯瞰図で意外な事象同士に関係がある事が発見される様に、様々なバックグラウンドの方々が仕事する事によって、色々と新しいアイデアが出てくるんじゃないかなと思っています。

一方で事業をより成長させていく観点で少し足りないと思う人財としては、リスクをチャンスと捉え、そのチャンスに対してフットワークが軽い人財でしょうか。言い方が適切かはわかりませんが、あえて馬鹿になる事も出来る人財です。
VALUENEXはロジカルに考える方が多いので、最初に防衛線を張るというか、どこまで安全に/確実にできるかを第一に考える傾向があると思います。そのため営業の際も、チャレンジングな提案は相対的に多くない印象です。お客さん視点で考えると安全な提案を重視する事は当然ですが、一方でチャレンジングな提案もバランスよく混ぜていく事で、会社として学習し、新規事業を創出するためのインプットとして活用する事も重要だと考えます。

まだ小さな会社でありますが、まだまだ成長の余地が非常に大きい会社だと思います。もし一緒に何かしてみたい!という方がいらっしゃいましたら、お気軽にVALUENEXにご連絡ください。

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