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視野を広げてみよう

人間は自分にとって都合の良いように物事を見たり、理解したりするものです。
ありのままの状態を認めない、受け入れることをしない生き物だと分かっているつもりでも、ついつい自分のことは棚に上げてしまうものです。

世の中の人は、どうして物事をありのままに受け入れようとしないのか、と憤っても、自分自身も同じであることに誰も気が付きません。
人間であるかぎり、そこから逃れられないのかもしれませんが、なるべくありのままを理解できるように日頃から訓練しておくべき、だと思います。

そのための訓練として「視野を拡げること」を僕はおすすめします。
勿論、どんなに賢い人であっても世の中のすべての知識を知ることはできません。
ですが、知らないよりは知っている方が絶対良いですし、できないよりもできた方が良いに決まっています。

だからこそ、「何かを知る機会」や「やる機会」があるのなら、積極的にその機会を生かすべきです。
視野を広げるには幅広いジャンルの本や新聞を読むこと、様々な業種の人々と知り合い・語り合うこと、旅すること、新しい経験を求めること…この他にもたくさんあるでしょう。

そうやって視野を広げていくと、世の中が今よりもっと、よく見えるようになるだけでなく、自分に欠けているものが何か、ということも分かってくるものです。

とはいえ、それでもやはり一番大切なことは、“自分は世の中を良く分かっていないし、視野も狭い”という自覚でしょう。
そういった自覚が自分の中で努力を促し、成長をもたらしてくれる機会を与えてくれるのです。

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