見出し画像

年金制度へ「自分、大変な思い込み違い」をしてました!

日本政府によると「国民の4人に3人は経済的な暮らし向きに心配を感じていない」とのことですが、それに疑問を感じたのは一人私だけではないでしょう。
一口に「年金」といっても人によって受け取り方が違うでしょうが、ここからはサラリーパーソン、とりわけ年金制度の三階建部分と言われる「企業年金」の受給を予定していない方(一括で受け取る予定、もしくはそもそも制度がない)を中心にお話しします。

ちなみに一階部分には「国民年金」さんが「お家賃6万円」で、二階部分には「厚生年金」さんが「お家賃14万円」で、各々お住まいになっていると仮想した賃貸物件のオーナー様が、「あなた」と言う立てつけです。ただしこれは、あくまでも喩え話しなのですから、「私はタワマンがいいわ」といったワガママな要求は、この際ご勘弁ください。

実際のところ世の中は、「国民年金」部分に相当する平屋建てに、私たちのような元会社員の平均的な住まいである「厚生年金」部分を建て増しした二階建てか、それに加えて約半数の大企業の社員が対象となる「企業年金」を、退職時に一括で退職金を受け取らずに、年金として受給を選択した「三階建て物件」にお住まいの家庭とが、混在していることになります。

ちなみに私は、近年のコロナ禍がピークであった頃に、しばらく京都郊外の住宅地に「疎開」しておりました。その時期に、よく散歩をしながら周りに建つ立派なお宅を見かけていましたが、それらはありがちな建売住宅ではない、いわゆる地方都市の富裕層と思われる人達の、それは立派な門構えの住宅でした。

それは関西に本社を構える「誰もが知っている大企業」を引退された方々のお住まいが多いとのことで、それはまさしく「企業年金付きの三階建てのお宅だった」のでした。

ここからは、私自身が実体験した「公的年金の受給にまつわる、数々の思い違い」について、この先に定年を迎えるであろう「あなた」へ、この段階で知っておいてもらいたいものに絞ってお話しします。それは具体的に、大きく次の3点に集約されます……(つづきは↓本書で)

「定年いたしません! 」(光文社新書) 新書 が好評発売中です。 本書では30代、40代のサラリーパーソンが今後これから直面する本格的「ジョブ型」雇用において、 考えておきたい「ジョブ型定年」やそれまで、そして定年後のキャリアとライフプランを余すところなく解説してます。ぜひ一度お手にとってご覧ください。

なおご注文はこちら↓から。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?