日経平均がここまで戻ってくるとは。。。
今日でこそ下がってしまいましたが、日経平均の過去50年のチャートを作ってみました。戻り高値を付けた昨日までのチャートです。
思い出すままに、これまでのイベントも加えてみました。正直、30年かかって、やっとここまで戻ってきたという印象です。こうして見ると、90年の不動産バブルがいかに大きかったか、ITバブルやリーマンショックなど、可愛く見えてきます。
一方、気になるのが、チャートの形状です。高値に向けて一気に上がっていく姿は、今回も似ているような、似ていないような。
ただ、前回と全く異なるのは、日経平均のPERがいまだに16.3倍だということです。急騰している大型株に更なる上値があるかは自信が持てませんが、バリュエーション上、日経平均の急落も考えにくいというのが現状です。
正直、日経平均がここからドンドン上がるとは思えません。確かに、トヨタやエレクトロンや、保険株などなど、JTCでも株主のことを考えた経営が実行されている会社が増えてきました。でも、そういう会社だけでは、なかなか日経平均全体が成長するようにはなりません。東京エレクトロンとソフトバンクGとユニクロとアドバンテストだけでは、長期の上昇トレンドを形成するには、少し足りないと思うのです。
S&P500だって、GAFAMで3割だろと言われるかと思いますが、米国のトップ5銘柄と日本のトップ5銘柄では、成長ポテンシャルに残念ながら差があります。
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