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ニューヨークの看護師がストライキ。「給料上げろ!人増やせ!」

ニューヨークの大手病院の看護師ら約7000名が、待遇の改善を求めてストライキを起こしました。患者のケアに充分な人員の増員と給料アップの要求です。欧米では、どんな業種でもストライキにより待遇の改善を求めます。昨年後半は、英国の鉄道ストが巨大でした。こうした活動が起こると、企業も一定程度対応せざるを得ません。給料を上げ、その分、製品やサービスの価格に転嫁します。ある意味、こうした労働活動が、持続的な賃金上昇の背景でもあります。日本でも、持続的な賃金上昇のためには、労働争議が必要だとは思うのですが、Z世代にこういう活動を期待するのは酷でしょうか。
日本人の一人当たりGDP(一人当たり賃金に近い)は、台湾にも韓国にも抜かれました。日本でも労働争議を起こしやすいムーブメントを起こすのか、日本独自の賃金アップの仕組を作るのか、本格的なデフレ脱却のための真剣な議論が必要です。
ユニクロの賃上げが話題になってますが、これは柳井さんの善意によるものですよね。賃上げは自分で勝ち取らないと。。。


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