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東日本大震災を経て新しくなった大船渡市の中心市街地を歩く|加茂神社・Café Creperie Antenne・キャッセン周辺

2023年も残すところ3日程度となった12月28日。小春日和を想わせる暖かな陽光が降り注ぐ中、キャッセン周辺の大船渡市の中心市街地を散策しました。

散策に要した時間は1時間30分程度でしょうか。こぢんまりとした商業区画なので、これだけの時間があれば一通り巡ることができます。スローライフを意識した街並みということで、軽く散歩できるエリアと考えれば丁度良いかもしれません。

ちなみに、スローライフと聞いてスローシティを思い浮かべる人もいるかもしれません。同じスローという言葉はつかわれますが、両者は全く異なるものです。生活様式を指す和製語であるスローライフに対して、スローシティはイタリアを発祥とした国際的な運動のことであり、あくまで似ているのは語感だけです。

なお、大船渡市はスローライフを掲げていますが、スローシティではありません。スローシティは、気仙沼市が日本で最初に加入しており、全国でも片手で数えられるくらいの自治体しか加入できていません。

本noteでは、気仙沼市を散策した際の記事を数多く公開していますので、ぜひそちらも楽しんでいただけると嬉しく感じます。個人的には、スローライフという観点においても気仙沼市は素晴らしいと考えているため、スローライフを想い描く方々にもぜひ読んで、実際に訪れてみて欲しいです。

さて、大船渡市の中心市街地の話に移りましょう。東日本大震災の復興が進むにつれ、気仙沼市・陸前高田市の両市の話題が増える中、同様に大規模な震災被害に見舞われた大船渡市(中心市街地)は話題に乏しく、すっかりと存在感を薄くしています。

そんな中、本年はアニメ・オーバーテイクに協力する形で、全国放送にてその存在を広く伝えておりました。大船渡市は作品のテーマに直接関係しているわけではないため、そうした点に期待する方々には合わないかもしれませんが、車が好きな方々であると楽しめる作品だと思います。

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本日の散策にあっては、Café Creperie Antenne(カフェ クレープリー アンテンヌ)で、フランスの伝統料理であるガレットを頂いています。通常、水曜日・木曜日が休業日ということでしたが、本日は偶々営業していたようです。素敵な幸運に巡り会えたことに感謝しました。それでは、本日の散策について書いていきます。

澄み渡る青空の下に広がる静寂の町・大船渡市

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