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小学校入学約1ヶ月前、ドキドキ準備中 その1

やはりというか、小学校に入る前の保育園から「支援シート」を書いて良いか?という話が出ました。
私は「準備できるものはできるだけしたい。もし、過剰であっても『結果的に心配しすぎでしたね・・・ハハハハ』で終わるなら、それでいい・・・」というタイプですので、お願いしました。

この前の記事にも記載しましたが、息子はグレーゾーン。気にしすぎでもないくらい、保育園からの指摘もある。けれど、教育相談に行っても、心理検査とかしてください。って言われなかったしなぁ。という感じでした。

そして、就学前検診が11月にありました。提出する資料の中に「学校に伝えたいこと心配事」の部分に教育相談で話していた「学校に伝えた方がいい」という点(感覚過敏、人に気持ちを伝えるのが苦手、相談や助けを求めるのが 苦手)を記載しました。

就学前検診は、子供たちだけで受けるパート(面接)と、一緒に内科、耳鼻科、眼科、などを親と一緒に回るパート、そして、最後に結果を総合した面談のパートがありました。息子は、基本的には「問題ない」とされたようでしたが、私の記載した心配事を最後の面談の際に先生に話すと「じゃぁ、こちらに電話してみてくださいね」と紙を渡されました。(「あ、名前描くの忘れちゃった〜」と取り戻されるくらい軽い感じの対応)その時は、私も疲れていたしバタバタしていたので、あまり中身を確認せず、そして気に留めずに帰宅。

そして、帰ってみてみると「1週間以内にこちらに電話するように」と以前行った「教育相談」の電話番号が・・・・もしや?と思いながら、電話すると「何が引っ掛かって、こちらに電話するように言われました?」と聞かれる・・・・「むむ?何が引っ掛かったか・・・?強いて言えば、私が心配していることでしょうか?」
と何とも変な答えになってしまった・・・

以前、教育相談に行っていたこと、そして、最後に言われた内容(様子見しましょうか)をかいつまんで言うと「そうですか〜。では、今来ていただいてもいいですし、問題が起こってから、来ていただくのでもいいですよ。」と何とも言えない答えが・・・「え?!そういう感じ・・・?」と拍子抜け・・・。何となく流れ的に「小学校入ってから、具体的な問題が出てきてからの方が良さそうですので、後にします」と答えました。

先方も「一応、お名前を聞いていますので、記録もこちらで確認して、もし、すぐに来ていただく必要があれば、ご連絡します。」とのことでしたが、その後、連絡も来ず・・・

ちょいと、もやもやのまま、保育園にも「今は来なくても大丈夫」と言われた旨、報告。

仕事も忙しかったし、母のことでバタバタと時がすぎ、2月の初旬に「小学校入学説明会」があり、このモヤモヤが再開しはじめました。具体的な小学校での生活の話を聞いていくと「もやもや」のタネが急成長していきました。

息子はというと、相変わらず遅れをとりながらも「発表会」の劇で決められた役などは、ちゃんとできる。が、しかし、先生の話によると「劇の役決め」の際も、話を聞いていないのか、よく分からずに「自分の意図」とは違った役になっていたようで・・・・劇の練習を開始して、その様子を見たタイミングで「あれは、劇の役決めだったのか〜」と理解したようでした。と報告を受ける。

まぁ、本人が生活していく上で、すごく嫌な気持ちにならなければ、いいんだけどね・・・私も、どうでも良いことに関しては、結構許容範囲は広め(たまに周りの人にびっくりされる位)なので、わかっていなくても「挑戦するのに前向き」であれば、良い経験になるし。息子も、どちらかと言えばそういうタイプ。(多分)

ただし、こだわりのある部分は、めちゃくちゃこだわりますけど・・・という感じでどうにかこうにかやって行っている。

が、やはり「分からない」が言えないことは、今後の小学校の生活で問題になるのでは?と心配になってきた・・・・

そして、先週、先々週とLITALICOという会社の2つのサービスを連続して受けてきました。

一つ目はLITALICOジュニア。

集団行動も気になるし個人的には「ひらがな」にもっと親しみを感じて欲しい。知ることは大好きなので、本を読む楽しさをもっと知ってもらいたい。もっと専門的なところで、特性を見てもらって、今後のアプローチを考えるのは、今がいい機会なのでは?と考えた末、資料を請求。そしたら、電話がかかってきて色々と相談するうちに、やはり直接見てもらってアドバイスもらいたいな・・・ということに。ただ、ちょっと値段が高い・・・しかし、会社の情報などを見ていくと、面白くて・・・半分私の興味もあり、夫と相談の上(半ば強引に)受けることにしました。

そして、先週末結果を聞きに行ってきました。アセスメントパックという、諭吉様が数枚飛んでいくものになりますが、アセスメントをしている様子を別室で見ていても、色々と考えさせられることや学びがありました。

「今回は、アセスメントなのであまりポジティブな声がけはないです。そのままの実力を見せてもらうことになります。」と事前注意を電話でも受けており「実力を見てもらいたい。」というもので了解していました。

しかし、当日「この経験がトラウマになってしまったらどうしよう・・・」なんて直前に心配になるへっぽこメンタルな親の私・・・(自分のことではないので、想像がどんどん膨らんでいく)

当日、早めに着いてしまいました。まずは、到着したら、ロビーでたくさんの大人が、ヘッドフォンにタブレットで何かを見ている・・・(これって、場所あっているよね?それとも、他の何か(LITALICO WORKSと兼用?)なんて思ってしまいました。(後で判明しますが、こちらは通所されている方の親御さん達でした)

そして、トイレに行きたくなってしまった息子。おトイレも無事借りるも、時間が余っている。そして周りを見回したのか、息子が「本を読みたい」と言い出す。もう、子供OKの雰囲気を感じ取って自由に振る舞い出します。「緊張などしていないようでよかったです〜」と先生に言われます。

アセスメントは、子供と先生の2名で実施するので、私はロビーで、ヘッドフォンをつけて、様子をタブレットで視聴します。(先程の大人の方は、この状態でした。)

別室に入った息子に対して、先生は、授業の流れを説明をして、小学校の授業や保育園の活動のようにしていますが、ほぼ一つ一つの活動には意味があり、色々と反応の確認や発達段階のチェックが入っていきます。

「あ〜。日々、面倒臭いとやっていなかった絵本の読み聞かせとか、こういうところで影響でてくるのか・・・」とその様子を見ながら、私は反省する点が出てくる、出てくる・・・・これまでの自分の時間の使い方をふりかえる機会にもなりました。

そして、気になった点は、2つ。
1つ目は、ずっと課題だと認識していた「助けて」が言えない問題。。工作の際、紙を渡されるのですが、先生は、やり方を「敢えて」説明しなかったのです。その時に「やり方を教えて」と聞けなかった。そして説明を受けた後でも、自分がハサミが渡されていないのに、「ハサミを貸して」も言えなかった・・・・
しかし、社会性はあるので「やっている風に立ち回る」息子の姿も見受けられました・・・

2つ目は、ゲームの際の対応。
一緒にゲームをし始めるのですが、先生が相手で楽しくなっちゃった風に振る舞い「楽しいからもう1回やりたい!」と順番にやっているのに、言い出しました。そこで息子は「いいよ〜」と譲ってしまう。そして、結果、ずっと、自分の番が回ってこなくて負けてしまうという。(当たり前ですが)

この2つは、完全に保育園からの報告と一致していました。


そして先週末。アセスメントの結果をきいてきました。(詳しくは次の機会に記します)


ただ、アセスメントを終えた先生からは「息子さんは癒し系ですね〜。50分の間に心をグッと掴まれちゃいました!そして、親御さんの愛情たっぷりに育てられているのがよくわかりましたよ!」と言われました。(穿った見方をすれば、営業トークなのかもしれませんが。。)

息子は先生とゲームをしている時に、先生がわざとゲームに失敗を繰り返して落ち込んでいたら「次もあるから、頑張ろう」と声をかけたそうで・・・(ポジティブなことは言えるらしい。。。)これも、新しい発見です。


ちょっと長くなってしまったので、今回はここまで。実は、保育園から支援シートが提出されたため、今日は、息子を連れて小学校に面談に行きます。さて、どうなることやら。。。


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