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年長息子の就学前の幼児教育相談に行った話(年長さんの春→夏)

※下書きにずっと途中になっていたため、本日仕上げました。本来は、2023年5月頃(年長)に書いていたものとして、お読みください。

さて、幼児教育相談に行くようになった経緯は、こちらから。

「幼児教育相談」って、なんか響きとしてハードルが高くないですか?私がイメージするのは「教育ママ」など、今日熱心な方が行く感じ。私はというと、手抜きで育児したいし、ワーママだし、ということで、興味はあるけれど、ちょっと行くのは躊躇してました。相談しても、出来なさそうなこと言われても、なんか意味ないし。。。

しかし「就学前相談」も違った意味で、ハードルが高かった。。。学校で馴染めないかも。。。とか、なんとなく、かなり大変な状況になっていくものだから、私レベルの「ちょっと気になるかも。」で行っていいのか?と。

しかし、母の物忘れ外来で発覚した「ADHD」や「ASD」。私も含め、息子も「ADHD」要素や「ASD」要素があると感じており。。。このことでモヤモヤしても、自分で調べる以外できていなかったので、とにかく前に進むために相談することにしました。

緊張しながら予約の電話をします。まずは、相談内容からヒアリングされました。息子の日常で心配事であることを、夫とリスト化していたので、それに沿って話します。色々相談していくうちに「では、息子さんと一緒に来てください」と言われる。

え?!息子も一緒ですか。。。と一気にハードルが上がりました。だって、保育園預かってくれてるうちにゆっくり相談できるじゃない?なんて思いましたが、乗りかかった船。「はい。」と言うしかない。そして、あれよ、あれよと復帰直前の週に行くことが決まりました。

夫に日時を決まったことを報告すると「僕も仕事抜けていくよ」と、これまた、予想外のひとこと。私の勝手な思い込みだったのかもしれませんが、こういう相談には、私をお任せするのかと思ってました。これも、夫婦会議の成果かもしれません。。。

そんなこんなで、保育園にも「教育相談」に行くため、お昼ごはん食べたあと迎えに行くことを伝えました。そして、妹ちゃんのクラスの先生にもそのことを伝えると「遅すぎなければ、娘ちゃんは、預かっておきます。ちょうど慣らし保育で慣れてきた頃だし。。」ということで、そのお言葉に甘えさせてもらいました。。

当日は、息子がお昼ごはんを食べ終わるくらいのタイミングで、保育園で夫婦で迎えに行きました。

待合室で待っていると、お二人の相談員の方がお迎えにやってきました。お一人は、親が話している間に、息子と遊びながら様子を観察する方、もう一人は、親からヒアリングする方(私が先日電話で、お話した相手)です。もともと、40分程度の時間になります。と言われていました。


息子に関して、小さい頃からのヒアリングがありました。

一方、もう1人の先生は、息子とのコミュニケーション係で、先生が「机運ぶの手伝ってくれる?」と言って、息子の話を聞くのか?コミュニケーションちゃんと取れるのか?なども様子を見ている感じも受けました。

そして、話しているうちに、色々と自分の家庭の状況が明らかになります。うちの食事は、よく言えばフランス料理のコースのような形なので。パパが、食事中に、準備ができたものから出していくスタイル。息子が落ち着いて食べれないのはそのせいじゃないか?ということが。。。しかし、相談員の先生、パパが料理を作ってくれることに感動!そして、そこを掘り下げちゃう(笑)そのため、息子の話に戻るのが、ちょっと遅くなったり。。。

しかし、話してよかったのは、息子に対する特性を言語化してくれたこと。息子は情報処理をする際に「視覚優位」なのではないか?と言われました。

そういえば「無声アニメ」が好きだし、動画も大好き。だからといって「聴覚が全然だめ」ではないのですよね。。モノマネも、すこぶる上手だし、音階も私よりも的確に捉えて歌えるし(羨ましい。。。)

でも、情報処理が視覚優位だからこそ、保育園での指示や説明が難しい。というか、重要と思っていないのかもしれない。。そして、オリジナリティ溢れる息子は、物を見た瞬間に「こんな風に使えるかも?!」なんて想像力を働かせちゃうのでしょう。

そんな想像力を大切にしたいので、いつもあまり口うるさく言ってこなかったのです。

が、何も聞いていなかったというと、実は聞いていて、娘ちゃんに「これは危ないからやめようね。」なんて言っている!!!これって、やっぱり自分に都合が悪い時、わざとスルーしてるやつでは?!とおもったり。

好奇心が旺盛の息子は、部屋にあった大太鼓に興味をもち、鳴らしました。そのときに、ちいさく軽く「ポ~ン」と叩いてから、その後に大きく「ど~ん」と鳴らしたのです。

そのときに、先生が「今の行動見たでしょ?社会性が養われている証拠なのですよ!」と解説してくれました。「社会性が未発達の子は、周りがどう反応するかわからないから急に『ど~ん』と鳴らす。でも、息子さんは、軽く叩いて周りの反応を見てから、鳴らしたでしょ?」と言われ、腑に落ちる。。。社会性はあるのです。

そう、すごーく困っているわけではないのです。遅れをとりながらも、周囲の助けや配慮をしてもらって、どうにかこうにか、やっている。

ただ、プライド高めの息子が、自分を認識したときに社会的にどんな位置にいるのか?と考えたときにいつも遅れをとっているので、『自分はできない子だから』と思って、できる挑戦を諦めたり、目標をたてることを諦めててほしくない。。。

だからこそ、なにかできないか?と思っていまるのです。

区の教育相談は、自分の家庭の状況をアウトプットし、何が原因かを探る上では、とてもおすすめだと思いました。(できればご夫婦で参加するのが良いと思います)そして、自分の息子の特徴を専門的な点で見てもらい、言語化してもらうのも、とても良い。


結果的に教育相談は、8月まで3回ほど通わせていただきましたが「親御さんの理解もあるし、小学校に申し送りの際に、少し書いておけば大丈夫じゃないですか?」という話になり、「でも、いつでも不安になったら来てくださいね!」と言われて終わりました。

結論、行って良かった反面、子連れで平日に行かなければならないところに、ちょっとハードルあるな。と思います。が、公的機関で色々と聞けたり、悩みがある方は、一方通行のネットサーフィンで何十時間も使って「もやもや」が解消しないのであれば、こういったところを使ったほうが、親の精神的にも良いし、新たな発見があるかも?!なんて思ったのでした。

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