Strictly Come Dancingの季節がやって来た！

毎年9月末から12月のクリスマスシーズンにかけて放送されるイギリスのBBCの大人気番組、Strictly Come Dancingが先週からいよいよ始まりました。今年でシリーズ18の長寿番組です。

15人のプロフェッショナルダンサーと15人のダンスど素人がペアを組んでTango, Chachacha, Jive, Foxtrot, Sambaなどのバラエティに富んだダンスを毎週土曜日の夜に披露します。

第２週目から一般の視聴者がその日に好きだったペアのダンスに投票して、一番人気のなかったペアは残念ながら次の週には進めません。最終的に１組のペアが優勝する仕組みになっています。

プロのダンサーと組む皆さんは一般人ではなく、ニュースキャスター、俳優、スポーツ選手、歌手、コメディアンなどのいわゆる芸能人から選ばれますがダンスはど素人なのです。

そしてこの番組の凄いところは、毎週生放送でバンドの生演奏に合わせてダンスを披露します。ぶっつけ本番なのです。

私はもちろんダンスは踊れませんし習っている訳でもありませんが、生まれ変わったらダンサーになりたいと思わせたのがこの番組なのです。

第1週目から凄いダンスを見せてくれる稀に凄い人もいますが、大概は毎週毎週徐々に上手くなっていって最後にはプロ顔負けのダンサーに変身してしまうのです。

今この記事を書きながら第2週目を観ているので、先週の自分の中のハイライトを上げてみたいと思います。

昨年の回から同性同士のペアが登場しました。昨年は元プロボクサーの女性が女性のプロダンサーと組んだのですが、途中でプロダンサーがコロナに感染して棄権してしまいました。

そして今年は男性同士のペアが出場しています。先週はタンゴを踊ったのですがこれがとてもかっこよくて繰り返し何度も見てしまいました。大注目のペアです。

もう1組ジャイブを踊ったペアがすごく良かったです。普通に見ていたらどちらがプロでどちらが素人なのか分からないと思います。審査員も第1週目からこんなダンスはあり得ないと驚いていました。

私は個人的にもジャイブが大好きなので何度見ても飽きません。

毎年思うのですがイギリスの芸能人は結構芸達者が多く、自分の仕事をしながらプロのダンサーのパートナーとの練習も怠らず、たった1週間でここまで仕上げてしまうのは凄いなと。

これからしばらく毎週土曜日はStrictly Come Dancingを楽しみに生きていけます。笑