夜の東京湾岸エリアは頭をクリアにする散歩にちょうどいい
東京で緊張感のある毎日を送っている皆さん、考え事をしていて煮詰まった時とか、イライラするようなことがあって気持ちを落ち着かせたい時に、どうやって気分をリフレッシュしていますか?
シャワーを浴びたり、コーヒーを飲んだり、自宅で気分転換を図るのも良いですが、私はそんな時、外に出て気分転換をすることにしています。特に、静かな場所を一人で黙々と歩くと気持ちが落ち着いてきて、自分の考えを客観的に見られるようになります。
しかし、そういう気分転換をしたくなるのは、大抵は仕事の後の遅い時間です。そこで、夜の時間帯に歩くのにちょうど良い場所を、東京の湾岸エリアから3つ紹介します。
湾岸エリアが気分転換にちょうどいい理由
唐突に「湾岸エリア」と限定しましたが、湾岸エリアは気分転換の散歩にちょうどいい理由がいくつかあります。
歩道が広い
1つ目の理由は歩道の幅が広いことです。湾岸エリアは計画的に開発されている土地なので、歩道の幅が広めに取られて歩きやすくなっています。車が自分の近くを通って怖い思いをすることもないですし、他の歩行者や自転車を避けるのに気を配る必要も少ないです。
人が少ない
湾岸エリアは昼間こそ人が多い場所もありますが、繁華街が少ないので、夜は人が少ないです。他の歩行者を避けるのに注意を払う必要がないし、話し声も少なくて静かです。
空間が開けている
湾岸エリアは土地が計画的に開発されているので、建物と建物の間隔が広いです。さらに海や川に囲まれているので視界を遮るものが少なく、広い空間を感じられます。気持ちがリラックスできるのです。
夜でも明るい
湾岸エリアは、夜間にライトアップされていて夜でも明るい場所が多いです。人が少ないエリアを夜に歩くのは不安もあると思いますが、明るい&開けているという特徴のため、安心して歩きやすいです。
おすすめの場所3つ
それでは実際に歩くのにちょうどいいエリアを具体的に3つ紹介します。
豊洲・晴海
市場で有名な豊洲から、その隣の晴海にかけてのエリアです。晴海は基本的に住宅街で、普通の人は訪れる理由が無いエリアですが、新しく開発された場所のため道が綺麗に整備されており、とても歩きやすいです。住宅街と言ってもタワーマンションが中心なので、空間的な広がりを感じられます。豊洲と晴海をつなぐ橋から見る夜景も素晴らしく、気分をリフレッシュできます。
このエリアの難点は、晴海に電車の駅が無いことです。基本的には豊洲まで戻ってくるか、バスを使って帰ることになります。
アクセス:最寄駅は有楽町線またはゆりかもめの豊洲駅です。
汐留
汐留は新橋から大江戸線で一駅の距離にあり、都心からのアクセスが良いです。新橋から近いので歩いていくのもアリです。厳密に言うと、汐留が湾岸エリアに含まれるかは微妙なところなのですが、上の条件を満たしているのでここで一緒に紹介しています。
汐留はオフィス街でもあるので、帰宅ラッシュの時間帯は人が多いですが、その後は人通りもまばらで静かです。ビルの間を縫うように空中を通っている連絡通路を歩くのはとても気持ちが良いです。
アクセス:最寄駅は大江戸線のまたはゆりかもめの汐留駅です。
有明・青海
有明や青海という地名にあまり馴染みがない人が多いと思いますが、いわゆるお台場の周辺エリアです。ゆりかもめの駅で言うとテレコムセンターから東京ビッグサイトの辺りです。
お台場エリアは週末には人が多いですが、平日の夜はそれほど多くありません。特に、ダイバーシティやデックス東京等のショッピングモールから離れると、通りはかなり静かです。建物の数が少なく、公園のようなエリアが広く続いているので、散歩には最適です。
アクセス:最寄り駅はゆりかもめのテレコムセンタ~有明、またはりんかい線の国際展示場駅です。
まとめ
東京の湾岸エリアは都心からのアクセス面では少し時間がかかりますが、その分、空間の広さに対して人通りが少なく、気持ちよく散歩することができます。夜、ふと無心で歩きたくなった時に、一度訪れてみてください。
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