#172 第25カ国目、コスタリカ入国!中米編開幕!【🇧🇷→(🇵🇦経由)→🇨🇷】
1/10 Uberでホステルからカルロス・ジョビン空港まで/10時間の長時間待機/パナマまで7時間半✈️/トランジットでラウンジへ/コスタリカ到着
コスタリカへのフライトを明日の早朝5時半にしたのは失敗だったかもしれない。そのために今日は空港泊をしなければならないし、その空港泊のために汗をかきたくないので午前午後大人しくしている必要がある。幸いホステルのスタッフが優しく、チェックアウト後も18時まではホステル内に居て良いと言ってくれた。
午前中はスマホで時間を潰し、午後4時からホステル近くの中華料理店で早い夕食をとった。
18時になって、ホステルからUberを呼んだ。空港までは49.90Rs(1500円)の距離だ。やってきた運転手のウェリントンさんの運転技術が素晴らしく、無事空港まで送り届けてくれたので、チップで10Rs(300円)を追加で渡した。
さて、空港チェックインは2時からなので6時間近く待たねばならない。両替屋に赴いて、パラグアイで両替し損ねた2000円分の両替ができるか尋ねたが出来ないということだった。空港の2階にフードコートがあったのでそこでWi-Fiに繋いでブログを書く。
まだレアルが18.40Rs(553円)ほど残っている。スタバのソファが座り心地良さそうだったので、カフェラテのベンティを18Rs(541円)で注文し、残りは寄付箱に入れた。
午前2時、ようやく時間が来たのでコパ航空のチェックインカウンターに向かった。自分の前にはすでに30人ほど並んでいる。電光掲示板にはチェックインは2:10からと書いてあったが、実際にカウンターが開いたのは2:30だった。これが南米の通常運転だ。
2:50、ようやく自分の番が来た。担当してくれた女性係員は英語は話さないらしく、「エスパニョール?」というので「Un poquito (ほんの少しだけ)」と返事した。本当は少しも話せないが。
パスポートを渡すと、彼女は隣にいた上司と思われる中年の男性に「日本人はビザ不要だっけ?」というようなことを聞いていた。日本人がこの航路を利用するのは少ないのだろうか。
そして自分に対し簡単なスペイン語がきた。
「¿Tiene un boleto de salida de Costa Rica y papel del yellow fever?(コスタリカを出国するチケットと黄熱病ワクチンの接種証明書持ってる?)」
コスタリカは入国が厳格で、出国のチケットが必要だということは前日調べで分かっていたので自分はニカラグアに抜けるバスチケットを昨夜のうちに33USドル(4777円)で購入しておいた。現地のチキンバスで行けばもっと安いのだが、このコスタリカ行き飛行機に乗るために今必要なのでこればかりは仕方ない。彼女にスマホ画面を提示する。かなりしっかりと確認していたので少々緊張した。
「コスタリカ出国は飛行機じゃないの?」
「コスタリカからバスでニカラグアに抜けます」
「なるほど」
そう言って彼女は情報をパソコン上に打ち込んだ。
コスタリカ入国では、出国チケット確認の対策として、コパ航空のダミーチケットを作成するというのがバックパッカーたちの間で有名らしいのだが、自分が今日使う航空会社がコパ航空なのでこの手は使えない。コパ航空の彼女がそのダミーチケットを入力すると、未決済なのがバレてしまうからだ。
自分が驚いたのは黄熱病ワクチン接種証明書の提示を求められたことである。出国時にこれが必要なんて聞いたことがなかった。世界一周の序盤にバンコクのスネークファームで打っていたから良いものの、接種していなければどうなっていたのだろう。気になって彼女に確認する。
「全ての人は黄熱病ワクチン接種証明書が必要なの?」
「ブラジルを出国する際は全員必要なのです」
彼女はこのように話していたが、実際本当に必要なのかは分からなかった。自分もこの旅で初めて提示を求められた。確かに最近ブラジルではジカ熱が流行しているようだが。
全ての確認を終えると、彼女は笑顔で「リオ〜パナマシティ」「パナマシティ〜サンホセ」間のチケット2枚を渡してくれた。
受託手荷物14kgを預けて終了した。ちなみにバッグはスルーバゲージでサンホセまで送ってくれる。
手荷物検査場を通過して出国審査の女性係員からスタンプを押してもらった。豪華な免税店エリアを通過してゲートへと向かった。この空港内にはプライオリティパスで入れるラウンジがあるのだが、5時〜23時までの営業らしく、現在は閉まっていた。実に残念なことだ。
5時10分前、ゲートが開き搭乗する。パナマ行きのこの飛行機にはモニターがついていたが、面白そうな映画が無かったことと、徹夜でここまで来て眠かったのもあり、離陸したのにも気付かず寝てしまった。
次に起きたのは食事が運ばれてきた時だった。「エッグor パンケーキ?」
自分はエッグを注文した。スクランブルエッグとハム、じゃがいもの素揚げの食事を完食してから再度寝た。
7時間半のフライトで、パナマシティ・トクメン国際空港に到着した。ブラジルとパナマの時差は2時間なので現在11時前。次のサンホセ行きの便は15:31分なのでかなり余裕がある。まだターミナルが表示されておらず分からないので、とりあえずターミナル2にあるラウンジ「Copa Club 」に向かった。かなり広く、設備も充実している。食事面は少し物足りないが。ジュースとカフェラテ、軽食をつまんで時間を潰す。
せっかくの機会なので、ターミナル1のラウンジ「The lounge」にも入ってみた。こちらの方が空間は狭かったが、食事面は充実しており、温かい食事を食べることができた。
14:40、ゲートが示され歩いて向かう。ターミナル2の一番端のゲートだった。今回は窓側の席で、飛び立って数分で眼下にパナマ運河を見ることが出来たのでパナマ入国目的の90%である「パナマ運河を見る」というのを飛行機の上から出来たので満足だ。
パナマとコスタリカの時差は一時間。現地時間15:43にコスタリカのファン・サンタマリーア空港に到着した。
空港にあったATMでコスタリカ通貨「コロン」を350,000C(9820円分)引き出し、空港出口を出て左手に進んでバス停に向かった。やってきたバス一つ一つに「サンホセの中心に行く?」と尋ねていく。4つ目のバスでようやく捕まえられた。運賃は750C(215円)だ。バックパックを下の貨物入れに入れて乗り込んだ。もう夜である。
一時間弱乗車し、ホステル近くのバス停で降りた。今日のホステルは「Hotel Gaudys」2泊で23ドルだ。今日はもう遅いし長旅で疲れているので、そのままベッドに突っ伏してしまった。これが仇となり、クーラーが寒すぎる中何も羽織らず寝てしまったので、この後数日間長引く風邪を拗らせてしまったのだった。
コスタリカTICABUSバス会社URL↓
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