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【7日目】ことわざ

ご隠居からのメール:【ことわざ】

DNAは変異しながら生き残りをはかるようになっていることをコロナから学んだ。浅草寺には長谷部家先祖代々永代供養の位牌の横に叔父叔母つまり、従弟の両親の位牌が安置されている。

叔父は母の兄で、京大理学部卒の秀才だった。本来なら医者になるべき家柄で、実力もあったが、石原産業という会社に入り、重役になるのを拒否して安月給の高校教師になった。息子の従弟は東京医科歯科大学文学部の学部長に推薦されたが、昇進を拒否してイギリスのケンブリッジ大学で研究する道を選んだ。

ことわざで子供たちのやる気スイッチをオンにするのはグッドアイデアだ。ことわざには、たとえば、「善は急げ」に対して、「急がばまわれ」「待てば海路の日和あり」のように、反対の教訓を伝えるものがある。

ことわざの先には川柳や俳句がある。毎日新聞の川柳欄には、毎日十八句の入選作が載っているが、そのうちの一句を選び、自分でも一句つくるのを頭の体操の日課にしている。

アッちょっとみたいに戻るアリがいる:町田 岡良(21.03.06)
変異種か列にさからい戻るアリ:古魚

返信:【Re_ことわざ】

IQの高い家系っぽいけど、長谷部の子孫には受け継がれている様子はいまのところなさそうだね。そのかわり、お父さんが子供の頃に苦労した分、子供たちは、家族の時間を大切にする家庭を築いていているようだ。

離婚率は2人〜3組にひと組は離婚している時代だし1人しか子供がいない家庭は4割ある。やはり、孫が7人いることや息子が長谷部家・岡村家の血を引き継いでいるということは、素晴らしいことだね。

「名こそ惜しけれ」

ご先祖さまに恥じない生き方をするように伝えていきます。


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