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私と映画#1


映画は好きですか?
そんな問いに私は「あまり好きではない」と答えるだろう。
ただ「たくさんは観ています」とも答えるだろう。
この記事は映画がそんなに好きではないのに映画をたくさん観た1人の女がただ映画について語る記事となっている。

面白かった映画も面白くなかった映画もそれに纏わるエピソードも読んで頂けると嬉しい。


「おおかみこどもの雨と雪」という映画を私は1人で映画館に観に行った。
細田守監督が好きなので楽しみにしていた。
しかし私はその映画を途中で投げ出し、帰宅した。

映画自体が悪かったのではなく私のコンディションが悪かった。

映画館を後にした私は泣いていた。
映画を最後まで観れなかった事が悔しかった。

その後「おおかみこどもの雨と雪」はU-NEXTで何度も観ることとなった。
息子がとても気に入ったからだった。


映画には2人の子供が出てくる。
女の子の雪、男の子の雨。
お父さんはオオカミでお母さんはオオカミとの子供を宿す。
愛する人はオオカミ、、、そんな非現実的なストーリーだが、四足のオオカミの姿をしているわけではなく、人間と同じような姿形をしている。

私はそのオオカミのお父さんと人間のお母さんとの恋愛シーンがものすごく好きだ。
淡々としているが着実に愛を育むところが好きで幸せそうにしている2人を見るのが微笑ましい。

映画館で観た時は
私は離婚を考えていたのでそのシーンが当時の自分にとっては辛く
映画館を後にしてしまったけれど
離婚した後に何度も観て
やっぱり好きだなと思う作品になった。


映画は不思議だ

映画や漫画や小説や音楽、なんでもそうだけれど
どれだけ人に勧められてもそのときに観たいと思わなかったりする。
何年後かに自分のタイミングで手に取って、そのときに響かなかったとしても
また数年後に観たら響いたりする

なので私は映画を人に勧めないし、勧められてもとりあえずマイリストに入れておくようにしている。


おおかみこどもの雨と雪

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くらいの気持ちで
いつかのタイミングで観てくれたら嬉しいなぁと思う

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