20代で得た知見〜感想&私の20代で得た知見〜
20代で得た知見
著者:F
出版:KADOKAWA を読みました。
本記事では以下の内容について書いていきます。
<20代で得た知見をお勧めする人>
▶自分の人生を振り返りたい方
▶自分の日常に新たな見方を探索したい方
▶いつもとは違うちょっとした刺激が欲しい方
1."20代で得た知見"とはどんな本?
人生のあらゆる局面を刺激されて、心が動かざるを得ないエッセイでした。
全体としては285ページですが、一つの話が1~3ページとかなり短い構成。章は一応分かれていますが、連続性もないので忙しい方でも手に取りやすいと思います。
短い文章なので短時間で読みやすいという面がある一方で、いろんな方向に心を動かされるメッセージがちりばめていました。
そのため、私は、読みながら、考えて、読みながら、考えて…と読書中に想像散歩に出かけまくったので、ある意味時間がかかりました。
2.読了後の感想
おそらく20代で読んでいたら「そういうもんなのかな~?」と思うことも多いと思いますが、
30代後半の私にとっては「わかる~!」「どういうこと?」「古傷痛む…そこは触れんといて」「そう捉えるのか。おもしろい!」など、いろんな方向に気持ちや感情が動かされました。
日常生活の中では、なんだかんだ自分と似た価値観の人や感覚が合う人と付き合うことが多いんです。でも、本を通して、自分とは離れた考え方やモノの捉え方に触れることで、より自分の考えや価値観が深まるなということを改めて感じることができました。
3.心が動いたフレーズ
4.心が動いたフレーズから生まれた"私の"20代の知見
この一説を読んだとき、すごく共感したんです。20代前半、自分が望まない形で変化せざる負えないことや、不運と思うことが次々起こったから。
この一説を受けて、着想を得た私の20代の知見。
*おまけとしてお楽しみください。
<不幸の想像は今の幸せを感じるためのスパイス>
私は20代最後の年に結婚しました。
友人から、「なんで結婚したの?」って尋ねられた時によく話すのが、
『離婚するってなった時に、ちゃんと話し合いできそうだから』と答えています(本気で。笑)。
『彼の〜なところが素敵で!』とか、『彼といると幸せになれそう♡』とか、ロマンチックなことがサービスとしても口に出せず、
いつも、尋ねてくれた友人には申し訳ない気持ちがありつつつ、そう答えます。
だって、人の心は見えないし、触れない。そして、隠すこともできるし、知らず知らずのうちに変化もします。
急に彼の気持ちが180度、昨日とは全く別のものに変わったように見える瞬間が来ないとは言い切れない。そうなったら悲しいけど、それが人間だから、それでいいと思うんです。
だから、結婚式は、「生涯、愛することを誓いますか?」に『はい』と答える形式は、最初から選択肢になかった。
今も私は、舞い上がりたくなるような幸せを感じている時も、予期せぬ不幸の影を自分にチラ見せしながら、生きる。その想像をスパイスに、日々の幸せをゆっくりじわじわ味わっているのです。
”20代で得た知見”を読んだことのある方、これから読みたい方、よれれば、あなたの知見や感想をコメントしてくれると嬉しいです!
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