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おしらせ(2023.10.28)

たいへん御無沙汰しておりますが、小説の本をつくったのでおしらせです。

○作品情報

桐崎鶉『治五郎のこと 2018-2019作品集』表紙イメージ


『治五郎のこと 2018-2019作品集』(私家版)
発行・表紙デザイン:桐崎 鶉
発行日:2023年11月1日
印刷所:株式会社ポプルス
文庫(A6)サイズ、本文100ページ、会場価格500円(予定)

タイトルのとおり、2018年から2019年の間に書いた小説作品6編を収録した、非常にシンプルな短編集になります。私自身がひとりで企画し、発行する本としては初の作品です。
いま読み返すと未熟な点も多く、文章も表現もがたがたではありますが、過去から現在にいたる桐崎の成長度合いを見ていただきたいという気持ちもあり(はたしてほんとうに成長しているのか?)、明確な誤字やどうしても気になる表現を除き、大きな改稿は敢えて施しませんでした。
加えて、収録作品はすべて既発表作であり、書き下ろしは一切ありません。なにかしらの賞に入った、というような華々しい作品もありません。上記含め、筆者が見逃したもの含めその他さまざまに存在しているであろう瑕疵を許していただけるのであれば、ぜひお手元にお迎えいただけますと幸いです。

○収録作品(収録順)

・霧の朝
・これから私は仕事にいく
・砂粒
・喝采
・哀哀父母
・治五郎のこと

うち、「喝采」と「治五郎のこと」については、現在noteで公開しているものと同一作品になります(noteでの公開については、もしかすると今後取り下げるかもしれません)。
前述のとおりすべて既発表作ですが、なかには世に出た数があまりに少ないため当時読んで下さった方が片手で収まるようなSSR作品もあり(理由は簡単、当時収録・頒布した本が、文フリで1冊も売れなかったためです!)、ほぼ書き下ろしレベルで楽しんでいただけるのではないかと思います。むしろ全部読んだことがあるという方がいたら握手してください(たぶん私の母ともうおひとかたくらいではないでしょうか。ほんとうにありがとうございます)。少し昔、桐崎が桐崎としての自我を持ち始めたころの作品も、楽しんでいただけたなら幸甚に存じます。

○販売情報(随時更新)

★文学フリマ東京(2023.11.11)※終了しました

「北十」スペースにごくわずかですが置いていただく予定です(会場価格500円)。今後少しずついろいろな場で販売できるように、との思いから気儘につくった作品集ですので、今回の販売はお試し程度の機会と捉えていただければと思います。

当日、桐崎本人はお昼頃(14時過ぎくらい?)に1時間程度だけ、店番で参加する予定です。もし幸いにもお会いできるようでしたら、ぜひお礼をお伝えさせてください。

★自家通販(2023年11月18日追記)

BOOTHを使った自家通販を開始いたしました!

匿名配送を使用していること、手数料込みの価格設定をしていることから、会場価格よりかなり割高になってしまいます。ご理解いただきますようお願いいたします。

今後頒布するかもしれない作品についても、随時こちらへ追加していく予定です。送料設定・価格設定も今回と同様にするつもりでおります。会場へ赴くのが難しい、という方はぜひ、自家通販のご利用をご検討ください。

前述のとおり、本作品集、および今後つくるかもしれないさまざまな本については、いろいろな機会でじわじわと、少しずつ頒布していければと思っています。主に北海道・東京で開催される文学フリマを中心に、ときどきその他地域の文学フリマにも参戦しながらお渡ししていければと思いますので、万一「なんとしてでも欲しい!」という奇特な方がおられましても、「今回買えないから割高通販で買わなきゃ……!」と思い詰めないでいただければ幸いです(もちろん、通販で買っていただけると桐崎がノリノリウキウキで梱包・発送を行います。ぜひご検討ください)。
ただ、私事都合であまり多くは刷っていませんので、万一なにかの異常事態で私がめちゃくちゃ人気になってしまう世界線が発生した場合には、未来の在庫についてはお約束できないことを何卒御了承ください。


創作活動についても、これを機にペースを戻していきたい所存です(言うだけタダ)。『治五郎のこと』、そして未来の桐崎を、どうぞよろしくお願いいたします。

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