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課題に対してワンストップで問題解決!デザイン〜開発・インフラ構築まで担当するUZUMAKIのチームプレイについて CBcloud株式会社様 - UZUMAKIクライアントインタビューvol.4

UZUMAKIのクライアントであるCBcloud株式会社様は、「物流版Uber」としてフリーランスドライバーと荷主を即時につなぐ配送マッチングプラットフォーム、宅配事業者や運送会社の業務効率性を高める業務支援システムの提供等されていますが、今回UZUMAKIは「PickGo」の開発でお手伝いさせていただいております。

CBcloudのお二人

- 今回UZUMAKIで関わっていただいているPickGoの概要について教えていただけますか?

小山さん(開発本部長 以下敬称略):弊社の事業のブランドとして、PickGoという配送マッチングプラットフォームと、SmaRyuという物流事業者向けの業務効率化というか業務支援の2つがあります。

そんな中で事業の柱となっているのがPickGoというマッチングプラットフォームです。

PickGoは法人向けのPickGo エクスプレス WEB版、個人向けにはPickGo エクスプレス アプリ版とショッピング、配送パートナー向けのPickGo パートナーというサービスで構成されています

- PickGoで解決したいユーザーの課題はどのようなものでしょうか?

小山:物流業界って多重下請け構造みたいなものがあって、弊社に登録してくれている配送のパートナーさんは、これまでの従来型の方法だといくつか問題を抱えていました。

例えば、物流業界って一次受けに大手の配送業者さんがいて、荷主さんからもらった依頼を車が足りないとかいろんな事情でどんどん二次受け三次受けと流していく中で一番最後にフリーランスの方に依頼が来るっていう構造なんです。

この一番最後のところにいるフリーランスの方って、「そこで不利な条件で走りたくないんだけど断ったら次から仕事がもらえないからやるしかない」みたいなそういうパワーバランスで結構困っている人が多いんです。なので、こういう方が今より稼げて仕事をしやすいプラットフォームをつくることで、経済的にも仕事のやりがいも充実させるようにしたいというところからPickGoは生まれてきました。この話は代表の松本の想いが込められてます。YouTubeにもアップされていますので、気になる方は是非ご覧になってください

- UZUMAKIのことをどのように知っていただけたんでしょうか?

小山 :FacebookグループにCyberAgentのOB・OGグループっていう1000名規模のグループがありまして、そこに私も入ってます。

当時、弊社がサービスの数に対してエンジニアの数が全然足りませんっていう状態で色々やらなきゃいけない状態が続いていて、業務委託の方も色々入っていただいてたんですけれども、まとまった数のエンジニアに個別でディレクションする時間がとれなくて、チームにお願いできないかなあと悩んでいました。

そんな時にそのグループでUZUMAKIさんを紹介している方がいて、チームで仕事を受けれるということを知ったので、すぐに連絡して紹介していただきました。


今(UZUMAKI CTO):なるほど(笑)確かに業務委託の人が増えると管理コストがどうしても上がってしまうというのはあると思っていて、そういうのもあってUZUMAKIを作った経緯もあるのでニーズとシーズがマッチしたんだなと思います。CyberAgent以外にもメガベンチャー出身のOB会はありますよね。メガベン出身ではないのでそういうのコミュニティーに憧れます。

- 一括の発注ではなくて、準委任という形の納品のない受託開発スタイルでUZUMAKIはお仕事させていただいていますがいかがでしょうか?


太一朗さん(エンジニアマネージャー 以下敬称略):
CBcloud社としては一括でどこかに発注したことは多分無くて、というより、出来ないです。仕事の進め方として、企画と開発だいたい並行して走らせることが多いので。

今:なるほど。発注者視点だと、やりたいことがどれぐらい難易度が高いとか大変かって言うのはまだちょっとプロジェクトを進めてみないと分からないから発注し辛いですよね。

受注者視点だと、一括で普通に受ける場合ってどうしても作業見積もりにバッファを積まないといけないっていう心理が働くんです。仕様が固まってないが受注はしたい。自社に損を出すわけには行かないので、勘の見積もりを3倍しなければなんて考えますよね。

自分達が受注側として3倍で見積もったとしても実はやってみたらもっとかかるとかよくあるので、そういうのもあってUZUMAKIは準委任で仕事を受けてます。もちろん、準委任であっても見積もりはやります。ただ、ここでいう見積もりはバッファを積まない見積もりなんです。

どういうことかというと、絶対ズレない見積もりなんてこの世の中にないんで、はみ出さない見積もりをするためには余裕をもった期限で設定しないといけなくなるので、結果的にお約束できる期限が長くなりがちなんです。なので、少々ズレるかもしれませんが、本音ベースでこれくらいでできそうということを伝えるようにしています。

工藤(UZUMAKI代表):そうですね。その辺り最近まさに、太一朗さんと我々がやっていく中でこれくらいに出来ますってバッファ見積もらずに作業させていただいて、ぶっちゃけずれることもあった。

太一朗:自分も元々そういう進め方をすることが多いので、特に違和感がなかったです。見積もってもらった後に、我々も途中で依頼する内容が変わったり、そもそも決まっていないことの仕様を作ることも含めてさくっと見積もってもらってたので、もちろんズレることはありましたが、それでも見積もりの精度は結構高かったという印象でした。

今:そうですね。個別の見積もりがズレることはありましたが、御社のスケジュール感はかなり意識して仕事をしていました。例えばあるものをここのエンドに出したいっていうときに、機能の実装の一部が間に合っていなかった時には、じゃあここの機能をどこまでやるかという落とし所をUZUMAKI内で協議して、A案B案C案を作って提案させていただいてました。

太一朗: その点は本当に助かりました。課題が出た時、解決策を決定することは自社でしましたが、選択肢を作ってもらって提案いただいたたのはホント助かりました。

- UZUMAKIとプロジェクトを進めさせていただいて期待されていたところは達成されたもしくは達成されそうな状況でしょうか?

太一朗:はい。達成されています。やっぱり自分がいろんなプロジェクトを持っている中で、一個でも手放しで進められるものが増えるというのはかなりありがたいです。あとは、通常では言い出しにくいこととまではいわないんですが、割と口に出しにくいところも率直にいっていただけて期待値コントロールがお上手なのかなと(笑)思いましたし、仕事の進め方を勉強させていただきました。

工藤 :仕事の進め方でいうと、太一朗さんに相談させていただく方法も工夫をしてました。エンジニアって悩んだことがあったら悩んだことベースで確認をしたくなるところがあるんですけど、そこは一旦UZUMAKI内でラップして、このタイミングでこういう風に聞くのが良いとか、質問にも前後関係があるものがあった時には社内でコンセンサスをとってからこの順番できこうとかっていうのはやって進めてました。

なるべく小山さんとか太一朗さんの思考の時間を減らしたいっていうのはありましたね。ジャッジって疲れるので、少ないジャッジで出来るような工夫を僕と今さんとかUZUMAKIメンバーはしてましたね。

小山:そうですね、あと仕様が固まりきっていない場面で、開発の方向性の判断が難しいことがありました。そうしたときに、今さんと工藤さんが間に入っていただいて、開発をする上で肝となる適切な質問を投げかけていただいたのがよかったです。質問そのものが、意図がきちんとつたわるだろうかとか、判断しやすい問いかけになっているかとか、様々な視点での配慮があったように見受けられました。

今:ありがとうございます。これは背景として、私自身が他の会社でもCTOをしていましたが、メンバーの質問を全部捌くのが辛かったっていう経験が影響しています。特に最近では、文字ベースのコミュニケーションをSlackを通じてやることが増えてきてますが、「これ」といってこれはどれを言っているのだ??とか、前提をつたえず、共通認識のない自分の言葉だけで話してしまうエンジニアを多くみてきました。

伝わらないテキストコミュニケーションは、話の相手方としても手間がかかりますので、そういうところをできるだけ減らそうという意識をUZUMAKIでは持っています。

- UZUMAKIが活きそうな案件にはどんなものがありそうですか?もしも思い浮かぶものがあれば教えて下さい!

太一朗:今回、弊社が対応してもらった箇所としてはRailsでのWebアプリケーションの制作ですが、インフラの構築からWebフロントまわりもしてもらいましたし、もっというとfigmaをつかってWebフロントのデザインまでやっていただいてとても助かりました。

一社でここまで幅広く請け負ってくれるのはなかなかないと思います。これは、SaaSサービスだったり大抵のWeb系のサービスをワンストップで作れてメンテナンスできるということなのですごいと思います。

工藤:ありがとうございます。今回は、デザイナーをアサインしたわけではありませんが、figmaをつかってデザインできるWebフロントエンジニアに活躍してもらいました(笑)。ただ、弊社には様々なバックグラウンドのメンバーが在籍するので、クライアントニーズにマッチするメンバーでチームでお仕事することは可能です。

- CBcloud社でもエンジニアのみならず広くメンバーの募集をされていると思いますが、その方々に向けて何か一言いただけますでしょうか

小山:会社のフェーズ・サービスのフェーズ的には、ここまで4年5年くらい結構な数のユーザーさんに使っていただいてるんですが、運用年数が長いこともあってレガシーだったり、運用上の負債として顕在化してる課題がたくさんあります。

いまそこを解決しながら、事業的には緊急配送から配送ニーズ、個人向けだったり宅配みたいな話だったりプラットフォームとして、提供できることを増やしていこうとしているので、エンジニアリングの面白さとしては、そういった配送の現場に行って自分でもやってみて形にして、実際数字にも跳ね返ってるのをみる経験ができるので、そういうところが面白いと思える方に是非来ていただきたいなと思っています。よろしくお願いします。

工藤:はい、本日はありがとうございました!

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