子供を褒めてみよう。

保育園で好きな先生について子供に尋ねてみる。『A先生が一番大好き。怒ると怖いけど、褒める時は本気で褒めてくれるし、すごいねと言って抱きしめてくれるから。』なるほどと妙に納得してしまった。

当たり前だが褒めると子供は喜ぶ。大人も周りからふと褒められると嬉しいものだ。認められていると思い承認欲求が満たされるのだ。Twitterのいいねのようなものかも。それに加えて、子供は自分が頑張ったことを周囲から褒められると、主観が客観とが紐づくのだと思う。自分ができたと思うことは周りもできたと思ってくれている。そう感じることにより自己肯定感も上がるし、自分の物差しと社会の物差しの違いを確認できるのだ。社会とつながっていく上でも褒められるって大事かも。

大人になるにつれて褒められることはどんどん減っていく。褒められるってのは子供の特権だと思う。そういえば私も子供の頃は褒められるのが嬉しかった。学力テストで褒められるのが嬉しくてよく塾の勉強を頑張っていた。

何でもかんでも褒められばいいってものではない。本当にすごいなと思ったとき、子供が努力していると感じた時は意識して口に出して褒めてあげられるよう心掛けたい。
最近『パパ嫌い、臭いからあっち行って』とよく言われるので褒める回数を増やしてみようかな。父としての好感度が上がることを期待して。


そういえば俳優の大泉洋さんが日曜日夜の林先生のインタビューで、周囲の人に褒められたい(凄いと言われたい)、周囲の人を楽しませたい気持ちが仕事のモチベーションと話してたなぁ。
よく自己啓発本で、自分を持つのが大事、周囲の反応ばかり気にしていると相手に合わせる反応的な人間になるという文脈を見かけるが。褒められたいという原動力は子供だけでなく大人にとってもモチベーションを保つ秘訣として正当なものであり、有用なのかもしれないな。

だれか英会話にはげむ私のことをもって褒めてくれないかしら。

おしまい。

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