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いじめられっ子の生まれ変わり

僕たちがこうして
「今の自分」になったのは
誰の責任でしょうか?
誰の影響でしょうか?

成人を迎えていれば、
社会的には自己責任だと言われます。

子供だったら、
親の責任だと思われます。

価値観とか、習慣とか、
常識とか、こういうものは
自分では決められません。

他人から影響を受けて
こうなってきたのだと思います。
僕もあなたも。

でも、今はもう大人だから
「親が悪い」とか、
「社会が悪い」とか言うと、
叱られます。

「それは自己責任だろ?」と。

でも、本当は違うと思いますね。

僕たちは他人との関係性の中で
自分という人間性を構築してきました。
ここで犯人探しをしてもしょうがないです。

やることは、
「今よりも幸せを感じていきたい」
ただこれだけですね。

これまでの自分を構築してきた
他人との関係性に問題があった。
だから、いまの自分が苦しい。
だから、不幸感が付きまとう。

この問題を自分一人で
修正するのは難しいと感じています。

なぜなら、他人といろんな
やりとりがあったからこそ、
いまの自分になっているからです。

自分を変えていこうとするなら、
他人との関係性を修復していく。

これが最も効果があります。

いまの自分にある不幸感から
抜け出していくためには
他人に絡んでいく必要があるということ。

他人に投げかけ、その投げかけに対して
フィードバックが返ってきます。

そこで得られるのは
これまで積み上げてきた誤解。
これまで信じていた曲解。
新しい気づきです。

昔のテレビ番組の話です。
過去にイジメにあった女性が
何年も経ってから、その人を
イジメていた本人(男性)に直撃する、

という企画がありました。
「なんで私をイジメてたの?」

その人は震える声で
いじめっ子男に尋ねました。

男「・・・、あの頃はごめんなさい。」

男はモジモジと謝りました。
女性は泣いていました。

この時の女性。かっこよかった。
自分を守るために、行動しました。
女性は過去を清算したのですね。

これからの自分の人生のために。
渋かったです。

過去の事実は変えられません。
でも、過去への解釈は変えられます。
現在の自分によって過去は変えられる。

いじめっ子に仕返しするとか、
恨むとか、そういう怒りも
もちろん湧いてくると思います。

でも、一番大事なことは
自分を守るために過去を清算したこと。
これで明日から女性は新しい人間として
再出発したのだと思います。

この女性のように
他人との関係によって構築されて
しまった現在の自分の人間性は
変えることができると思うのです。

他人に投げかけることによって。
これこそ、感情の呼吸であり、
心の呼吸です。

窒息しそで苦しいなら、
今からでも遅くはありません。
「するか、やるか今」
心の呼吸をしていきましょう。

たき

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