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家購入・家造りに参考になる本

2週間に1度、大阪市立図書館に行って家に関する本を借り漁っています。
その中でかなり参考になった本をいくつか残しておきたいと思います。
住宅ローンや間取りなど新築の方にもおすすめできる本もあるのでこれから家さがしの方は参考にしてもらえたら幸いです。

1.心地いい我が家の作り方

これは、よくあるインテリア雑誌のなんとなくイメージでおしゃれ・・・というものではなくデザインの勉強と一緒でしっかり理論として語られているので、仕事上デザイン関連の書籍を多く読んできた私にはかなりスッと入ってきました。
なんとなーく「アイアン×ウッド」「インダストリアル」「ヴィンテージ」が好きと思っていましたが、リノベ対象の家は少し和風な感じです。
そこに好きなテイストをどう混ぜていけば違和感なく、かっこよく仕上げられるのかしっかり考えてみたいと思います。

これは手元においておきたいので書籍を買おうかな…と迷い中。

2.住宅ローンはこうして借りなさい

住宅ローン関連の本は5冊ほど読みましたがこれが一番分かりやすかったのと私の考えに近かったです。

ちなみに読んだ書籍はどれでも「ミックス返済」をおすすめしていました。
変動金利が有利な時代だけど今が再低金利だと考えるとミックスで借りるのは一番賢いかもしれません。
ただうちは、借りるローン自体も新築に比べると少ないので低リスクで固定金利で借りようとは思っています。保険みたいなものですね。

変動だと借りられる金額が増えるので、私の周りも変動が多いのですし、総支払額もおそらく変動のほうが少ないということはわかっているのですが、もやもやしながら過ごすのが嫌なのでわかりやすく固定金利一択です。
ちなみにこの本も基本は固定金利を進めていました。

3.リノベーションでつくる古さを生かしたレトロな家

これは写真を見るだけでワクワクする!
そうそう、こんな感じって新築には出せない、だからリノベーションをしたい、という思いを強く出してくれます。
「新築じゃなくて中古がいい」と思わせてくれる書籍です。

1.の『心地いい我が家の作り方』のような理論形式が苦手な方は、このシリーズが合っているかと思います。

4.誰も教えてくれない家づくりのすべて 2020年度版

これはどちらかというと新築・特に注文住宅の方向けかもしれません。
土地探しからお金のことまで基本的なことが網羅されています。
基本的なことと行っても割と地盤の情報や素材、建った後のメンテナンスのことまで乗っているので1冊手元にあると良い本だと思います。

リノベーション予定の方にも、どんな部分をリノベーションすれば最新の住宅に性能を追いつかせることができるか、購入してもよい土地はどんなところかなどがわかりやすく勉強できると思います。

5.10年後に絶対後悔しない中古一戸建ての選び方

これは一番最初に物件購入前に読んだ本です。
徹底的に中古戸建に焦点を当てているので目的のハッキリとした私達には丁度良い内容でした。
最近はマンションリノベーションのほうが主流なので戸建て向きのものは多くはないので、自分にあった本を何冊か読んで自分なりの考え方を持つのが大切だと思います。
この本では私達が思っていた「だから戸建てがいい」の部分をしっかり事実として述べてくれていたので、自分たちの考えに自信を持つことができました。
購入準備から、購入・契約の流れ、値下げ交渉の実際、リフォームまで体系的に書かれているので中古戸建購入の教科書としては最適だと思います。

■情報弱者にならないために

住宅の本って本当に大量にあります。
リノベ会社が書いた本はリノベが一番になるし、注文住宅の本は住宅メーカーもしくは工務店が一番になるし、投資の本はそもそもマンションをおすすめするし、住宅ローンの話は大体固定金利をおすすめしています。

ではどれが本当なのかというと、「どれも本当」というのが正直なところです。
でも「どれも著者の都合の良い方に書かれている」というのも事実です。

なので「家がほしいな〜」と思って住宅展示場にいって営業マンに言われたことを鵜呑みにするのではなく、多方面の情報を理解した上で、自分に一番ベストだと思う方向性と住宅を一緒に作っていくチームの方向性が合致することが一番だと思います。

そのためにもネットだけの表層的な知識ではなく、さまざまな書籍を読んで、中古住宅と決めているから新築・注文住宅の本は読まない・戸建てと決めているからマンションの本は読まないということのないようにしたいと思います。

ちなみにおすすめは

●図書館通い
●Kindle Unlimited

の2つです。
その上でベストだと思う本は書籍を購入し手元においておくことをおすすめします。
参考になれば幸いです。

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