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佑天の複雑な過去

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複雑すぎる佑天の昔話
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どうしようもできない事が起こったら

どうしようもできない事が起こったら

見えない存在達の溜まり場になっていた部屋をお祓いしてもらい、平和が訪れたと思いきや、彼らは外で待ち伏せしていました。

隊舎の外に出ると、体調が悪くなるのです。
特に元OLのお姉さんは、ますます歩くことが困難になり、松葉杖での生活となりました。

わたしたちの知恵の及ぶ範囲の最善は尽くしました。
しかし敵はそれ以上に強大でありました。
基地は広大で、お祓い云々で解決できるような問題ではありませんで

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自衛隊あるある

自衛隊あるある

ここに綴ったことは、嘘偽りのないことを誓います。

佑天の愛用者さんにも知り合いにも、元自衛官の方が何人もいます。
現役の方もご覧になるかもしれません。

当時の関係者がご覧になっても、何も問題はありません。
事実のみ無難に記載します。

というか、この手の話題は、自衛隊あるあるなんですよね…。

(*・ω・)…

佑天の母方は、熊野本宮の一族です。どうも靈感の強い家系です。
落武者の首がトンネル

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自衛隊には変わり者が多いのか?

自衛隊には変わり者が多いのか?

自衛隊時代の話で面白いのは教育隊時代で、その後は米軍基地での実射訓練に向けて艱難辛苦の日々…。
激痩せして胃癌を疑われたほどであります。

あれから二十数年、体重は増え続け、体脂肪率も右肩上がり。
あの頃のわたしに脂肪を分けて差し上げたい。

どこまで話してよいものか思案しながら、わたくしは実際に起こったことを、そのまんま綴っております。
関係者の方々に迷惑が及ばないよう、ところどころオブラートに

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頭を丸めたら怒られた

頭を丸めたら怒られた

高3の冬、『GIジェーン』という衝撃の映画が公開されました。
あのデミムーアが劇中で米軍の特殊部隊に入隊し、髪の毛をバリカンで剃ってしまうのですよ!
その潔さがカッコよくて、めっちゃ憧れたんです。
自衛隊に入ったら、私も坊主にするって心に決めてたんです。

当時、教育隊に入隊した男子隊員は全員坊主頭、女子隊員はショートカットにしなければなりませんでした。
昔の自衛隊のPRビデオに、泣きながら断髪す

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靴下の色を間違えると命取りになる

靴下の色を間違えると命取りになる

血液型のRHタイプが突然変異したり、迷走神経が暴走して失神したり、紆余曲折ありましたが、無事に航空自衛隊の教育隊に入隊いたしました。

教育隊とは長期の社員研修みたいなもので、基地の中で3ヶ月、基礎をしっかり叩き込まれます。
基礎体力、精神力、掃除と整理整頓能力も向上し、愛国心も育まれますね。

自衛隊は、国民の皆様の税金で衣食住を賄っているので、備品を大切に扱い、朝と夜に丁寧に掃除をします。

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自衛隊採用試験で迷走神経暴走

自衛隊採用試験で迷走神経暴走

入隊するため身体能力を上げた女子高生に起こった突然変異

自衛隊に入隊するためには様々な身体条件があり、裸眼で0.8以上の視力が必要でした。
当時の私の視力は裸眼で0.3ぐらい。
はい、この時点で確実に不採用なのであります。

駄菓子菓子!

健康オタクは諦めなかった!
アントシアニンを接種するため、ブルーベリージャムを食べまくる作戦を決行したのであります!

ちなみに当時は今のように目に優しい系

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自衛隊に入隊した理由

自衛隊に入隊した理由

高3の夏休み直前、親父様から一言

「大学、無理やわ」

と、青天の霹靂。

心理学を学びたくて、当時では珍しかった心理学科のある大学を目指し、一応、進学校にいたのですが…。

複雑な家庭環境であったので、まぁ仕方がない。
大学は逃げないし、ひとまず働いて貯金してからでも遅くないと考えました。

警察官である父親が
「警察官採用試験を受けてみぃ」
と言うので、渋々受けてみたけど、試験内容が難解すぎ

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