イギリスで出会った不思議なおばあちゃん7
ロンドンの景色で好きなもの、その一つにテムズ川があります。
これはイーストエリアに近いところから見たテムズ川の夕景。いつだって美しい。
そろそろ終わります、私がイギリスで出会ったおばあちゃんBとの出会いの頃の話です。
昨日の記事はこちら→イギリスで出会った不思議なおばあちゃん6
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Bの家で日本人のお姉さんTさんと一緒に占ってもらったり、占いを教えてもらったりしている中で、自分の発言のせいで、私の虚栄心は崩れ落ちました。
そんな自分に反省しまくりの後、もうBと会うこともないかな、と思っていた矢先、またBからテキストメッセージが届きました。
ビビりまくりながらテキストを読むと、Bからのお誘いでした。
また、日曜日の夜に食事会をするからおいでよ、ということで。
今度はお友達と言うより、家族の食事会にお呼ばれのようでした。
頭の中には疑問符しかない。。。
英語があまりまだ上手く話せなくて、しかもこの間、いろいろあって、彼女の信念に反するようなことだったと思うし。
そこに誰も知り合いがいなくて、しかも家族の食事会、、、なぜ誘われた??
しかし、これはチャンスだとも思いました。
ネイティブと英会話をする良い機会だし、Bの娘のEとは何度か会っているし、彼女は日本語が少し分かる!!よし!!!
行きます、と返事をし、また日曜日を待ちました。
それからの数日は、少しソワソワしながら過ごしました。
当日。寒い日で、Bの家に向かう道中は、本当に憂鬱でした。
やっぱり前回のことを思い出して、後悔と反省で。
しかも外はまだ夕方にもなっていないのに暗いし、気持ちはどんどん落ち込んでいく。
でもここを越えていかないとならない、と思い、Bの家のインターフォンを押しました。
そこで出てきたBはとても穏やかで。ニコニコしながら出迎えてくれました。
ハグをして、家の中に入ります。
中には既にBの子供たちと孫たちがいます。子供の英語が早口で全然聞き取れなかった。
賑やかに食事が始まりました。
みんながなんの話をしているのかよく分からないけど、ニコニコしながらその場にいました。
と、言うかそれしか出来なかった。笑って誤魔化すかのように。
食事を一通り終えたところで、紅茶を入れてみんなで甘いものをいただきます。
そんな団欒の時、Bがタロットカードを一枚引いてごらん、と私に手渡してくれました。
続く
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