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快の追求、不快からの逃避

人間の本能って、複雑そうにみえてむちゃくちゃ単純じゃないですか?
その優秀な本能があったおかげで、今まで生き延びてきた訳で、これからも発展し続けるのだと思います。

やっぱり人間として生まれたからには、目標とか目的をもって生きてみたい。生物全体の目的は、種の存続と繁栄ですが、人間は各々の目的をもって生を歩むことができます。
いわば、社会的目的とか個人的目的の2つです。

前者は、早い話、「もっと世のために活動したい」ということ。種の枠組みから外れた目的をもって活動できるのは、人間だけでしょう。人間は、種の存続と繁栄に全神経注ぐ種ではなくなり、多種の存続や社会を維持または変容させることが可能な種だと思います。

ここに快の追求があるのかと聞かれると、あると明言できます。なぜなら、「もっと世のために」という快を追求しているからです。
まあ、もっと大きな志が背後にあると思いますが……。

後者の個人的目的は、たとえば、痩せたいとか早起きしたいとかいろいろとあります。けど、こういった目的をたてても挫折したことがあるはずです。僕もその1人です。

目的をたてる際のポイントは、快の追求をもとにするのがいいそうです。「〇〇したいから〇〇しよう」が快の追求型目的、「〇〇しないと〇〇になるから〇〇しよう」が不快からの逃避型目的です。

「もっと英語の勉強したいから、早起きしよう」という目的設定だと、モチベーションが高まります。一方、「もっと英語の勉強しないと、赤点になって補習になるから早起きして勉強しよう」だと、モチベーションは下がります。

後者の方がイヤイヤしてる感ややらされている感が否めません。ちょー後ろ向きな動機でやっているから、絶対に続くわけがない。補習を受けてる場面がありありと思い浮かびます……。

快の追求型目的の方が、活力があって前向きな姿勢なのが伝わってきます。よりwantみあり、欲深さがチラ見しています。

最近、僕も英語の勉強を早起きして勉強したいと思っているので、快の追求型目的をたてようと思います。

「英語を話せるようになって、世界中のオタクと会話したいから、早起きしよう」

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