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外出のお供といえば、紙の本

ちょっとどこか出かけるとき、移動中の電車で読む用の本を、最低でも2冊は持っていきます。
電子書籍を読むかもしれないし、何なら読まないこともあります。

ぶっちゃけその時の気分によって読む読まないが左右されるのに、「移動用の本を持っていくかー」とリュックに詰めます。
文庫本だったり、新書だったり、単行本だったり。そのとき読みたいと思っている本をテキトウに選んでます。

かさばるし、本を入れた分だけ重くなるのは知っているけど、ついつい入れてしまいます。だって、急に読みたい衝動に駆られるかもしれないからです。
この瞬発力に対抗するには、あらかじめ本を持ち運んでおくほかありません。

ちょっとのお出かけで2冊程度なら、旅行だったらもっと増えます。最低4冊持っていきます。
組み合わせは、ちょっとのお出かけ時と同じで、単行本〜文庫本まで扱います。

移動用の意味合いもありますが、ホテルで読む用でもあります。
旅行中の移動って、そこそこあるので結構読む機会に恵まれていると思います。スマホは、なるべく地図に使いたいし、電子書籍を読むのに電池を使いたくありません。下手に使って、電池が足らない!事態に陥りたくないので……。

旅行先でも読書かよ、と思う方もいると思います。日々の仕事の中で、パソコンに映し出さる活字から逃亡するために旅行しているのに、自分から進んで活字に近づくなんて馬鹿げている。それはそうだと思います。
旅行先のきれいな景色や美味しいものを食べて、日々のうっぷんを晴らすのが旅行の醍醐味であって、活字との接触を避けるのが普通でしょう。

けど、読書好きは、旅行だとかそんなもは関係ないんです。本を携帯しない選択肢を端から持ち合わせていません。むしろ、旅行"だから"活字を接種したいんです。

ちょっとのお出かけにおける移動は、だいたいいつのも生活範囲+αの移動距離なので、そこまで非日常感はありません。

旅行となれば、一気に非日常感があるところに出向きます。その非日常感の中で、読書を通じで活字を味わう日常感を堪能したいんです。
旅行先でのちょっとした休憩にも最適だし、いつもと違った場所で読むのも趣深い。

結局のところ、ただ本が好きなだけなんです。ごちゃごちゃそれとらしい理由を書きましたけど、とくに深い理由も動機もないです。

読書好きな方に「旅行先や出先で本を持って行く理由は?」と聞いても、「……読みたいから?」の煮えたぎらないあいまいな答えしか出ないはずです。

紙の本をお供に持っていく感覚としては、「出先で雨降るかもしれないから、折りたたみ傘を持っていくかー」に近い、かるーい気持ちなんじゃないかなと思ったり。

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